2014年11月11日(火) [長年日記]
§1 朝散歩(墓参り)
急な坂道で普段は自動車で行っているのであまり歩いたことが無い。今日は散歩なので歩いて行ってみた。ちょうど手頃な距離でした。
我が家のお墓参りに是非行きたいと言って下さる奇特な方が居られます。もちろん来て頂きましたらご案内させて頂きますが、予備知識としてご覧頂いてもよろしいかと存じます。
JR山崎駅から京都方面に線路沿いを歩くと宝寺踏切があります。時として開かずの踏切になることが有りますが、長くても5分です。踏切を渡りきると正面に天王山登り口があります。他にも色々案内板がありますので一見されるとよろしいでしょう。ひとつ左の道を上がりますと、先日天皇陛下御行幸の際に立ち寄られました「聴竹居」がございます。
天王山登り口をまっすぐ進みますと、すぐに右手にアサヒビール大山崎山荘への分岐点にさしかかります。迷うこと無くまっすぐお進み下さい。すぐ正面右手に長い階段が現れます。当家菩提寺の大念寺でございます。本殿が駐車場代わりになっていてお参りするとがっかりするかも知れませんが、辞めておけと言ってるわけではありませんので念のため。
もちろん石段を登るのが嫌だという人には石段の手前を左手に進むと坂道をそのまま進むことが出来ますが、道程中一番の急勾配でございます。この坂を登り切って左に大きく曲がったところに、宝積寺(通称=宝寺)の仁王門が現れます。仁王門をくぐって石畳を進むと右手に秀吉が一夜にして建立したと伝えられる三重の塔が見えます。そのとき正面には宝積寺の本殿が見えています。
本殿にお参り頂いて登山口とは逆方向の左手を見て頂くと、秀吉の出世石なるものが囲いの中にあります。秀吉が座ったと伝えられる石ですが、毎日放送のちちんぷいぷいの昔の人は偉かったと言うコーナーで、紹介されてから囲いが出来てしまいました。受付でお願いしたら座らせてくれると思いますが定かではありません。
そのまま左手に進みますと、お墓の中を通って薄暗い参道へと続きます。しばらく進むと左手方向から少し明かりが差してきて明るくなってきた頃に「はつの墓地」の石碑が見えます。これでお墓に到着ですが、これ以降は非常に説明がしにくいのですが、キリスト教の納骨堂のような大きな共同墓の近くですとだけ伝えてご案内とします。