へんこつ日誌

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2002年01月24日(木) [長年日記]

§1 朝からナルちゃんの痰が多い。

昼前まで目が離せない状態が続く。そんな中でも洗濯をしなければ、よだれ対策のハンドタオルが見る見る無くなってくる。ジレンマである。

注入の後は、抱っこの時間、暫く一緒にテレビ鑑賞。暫く姿勢を変えた事によって痰が多く出たり、ゲップが出たりするが、暫くすると落ち着いて抱かれている。相変わらずにらみつけるような鋭い眼光のナルちゃんだが、抱っこを楽しんでいるのだろう。

おみさんが昼ご飯を持って病院に帰ってきた。ナルちゃんの姿勢のことで、少し座ることも考えてはどうかと言う提案に、ちゃんとバギーを持ってきてくれた。明日から座らせてみて様子を見ることになった。果たしておとなしく座ってくれるだろうか。

折りもおり、看護婦さんも同じ事を考えていたようで、リクライニングする車いすがあるので使ってみますかと聴いて頂いた。小児科とは言え置いてある車いすはナルちゃんには大きすぎるが、うれしい心遣いだった。

朝の注入後の着替えの時、おへその横に入っていたチューブの後の瘡蓋から膿のようなものが出ているのを偶然発見した。午後に担当医が来てくれたとき、状況を説明するとすぐに培養に出してくれた。後に外科医に聴くと予測はしていたそうだ。その話しぶりからさほど悪いものではないような感じだった。

瘡蓋が邪魔をして体が排除したいと思っているものが出せないで居る状態だ、瘡蓋が傷の回復を以下に邪魔しているかが分かる良い例ではないだろうか。以前私が紹介したサイトに瘡蓋をつくってはいけないとあった。なんだか実感してしまう。

瘡蓋は治ってきている証という医師と、瘡蓋は百害あって一理無しという医師とがいる現実を患者はどう捉えればよいのだろうか。一つボクでも分かったことは、瘡蓋は壊死した細胞だということぐらいだろうか。