2007年01月29日(月) [長年日記]
§1 在宅介護と医療ゴミ
あえて医療廃棄物と言ってないところは何か意味があるのだろうか。自立支援法の影響がこんなところにも出ているというお話し。介護認定が受けられず、若しくはランクが下がって在宅介護に移っている人が増えているという事実である。この現象で家庭から出る医療ゴミが激増していると言うことである。自治体の対応が追いつかず、野放し状態になっているところもあるようだ。ゴミを扱う人たちに危険が及ぶ可能性も否定できない。
自立支援法を決める時には果たしてこんな事まで予想していただろうか、たぶん眼中になかっただろう。実際に医療ゴミを正規の方法で処理するとなるとそれなりに費用が掛かることになるがそれは誰が負担するのかという問題も新しくでてくると思われる。現状では一般ゴミに混ざってだされているのがほとんどだと思う。これらがまた個人負担となるとますます困窮する人たちが増えてくるでしょうね。大丈夫なのか?
§2 学校給食費の不払い
問題は奥深いようだが、切り捨てるべきは切り捨てるというのが本来のあり方だろうと思う。自立支援法によって施設による給食に出ていた補助がまったく出なくなった。これは障害があるなしにかかわらず食うことは万人共通で平等だからと言う前提です。これは病院でも同じ。病気と食べるのは別です。それなら学校の給食も完全に個人が負担するべきです。教育に掛かる費用は無料でも食べるのは別です。そしてそれも払えない人には別の方法で補助するべきです。払わないヤツが増えるとまじめに払っている人にも負担が掛かるのらしい。おかずが一品減ったりとかする可能性もあるわけですからいっそのこと止めてしまうのも次善の策として可能性はあるわけですね。実際に廃止にすると金を持たせて自分でコンビニ弁当でも買って持って行けという親が大半だったりするかも。コンビニとしては大歓迎かもね。何か間違ってる気がする。