2014年09月22日(月) [長年日記]
§1 モトコンポのマイナーな修理
頂いたモトコンポ、ちょこちょこ不具合があるので、ちょこちょこ直している。今回はウィンカーと速度計とキックペダル。
ウィンカーはレンズを受けている本体の樹脂が割れていてレンズが落ちそうなのでセロテープで留めている状態。バイクが古いのでAssyでは売って無くて、レンズ受けの樹脂だけが来た、いったん分解して交換する必要がある。ちょっと不親切だが、金額面から言うと親切(笑)
いったん本体から外して中の具、電気の接点やバネなどを全部取り出して、新しい樹脂のカバーに付け直す。再び取り付けてレンズをはめればおしまい。まぁ比較的簡単でございました。ランプが点くことを確認して作業終了。
次は速度計、これは、予備の部品としてもらっていた中に速度計があったので付け替えるだけ。5分ほどの作業で終わりました。そもそも付いていた速度計は中のバネが一つ切れたか何かで、ちょっと走り出したらメーターが振り切って針が暴れるという、ものすごいスピードで走ってる感が半端なかったのですが、取り替えたら実際の速度を表示してくれて、ほぼ30キロでおしりがシビれます。これで良し(^^;
最後はキックペダルですが、これがなかなかのくせ者、ホンダに注文してもすでに廃盤品で手に入らず。折りたたみのキックペダルが90度以上に広がってしまい、キックがすごくしにくい状態。ちょうど90度で当たるところの金属がすり減っているんですね。このままではキックがしにくいので、すり減った金属の代わりに、ビスを埋め込むことにしました。
キック自体は鋳物なのでドリルで穴を空けるのは簡単です。2.5ミリの穴を空けて3ミリのタップを立てて、ビスをねじ込んでみたらバッチリ、キックペダルがちょうど90度の位置で止まってくれました。これでしっかりキック出来てエンジンを掛けるのが楽になりました。めでたしめでたし。