春ちゃん成ちゃんへの手紙
～ママの日々～

_ 明るいはずの春なんだけどね

教職員の異動が新聞に発表されました。春ちゃん成ちゃんがお世話になっていた先生の退職や異動が載っていて淋しく思いました。異動ってやっぱり必要なのかな？せっかく子どもたちが慣れ親しんだ先生が突然遠くへ行ってしまわれるのはとても残念です。

昨夜、春ちゃんは寝ていません。今日はハイテンション。今夜はどうだろう、ちゃんと寝てくれるんだろうか？前に３日間ほどずっと起きてた事がありましたが　どうかそんな事にはなりませんように。楽しいはずの春休みなのに　なかなか気持が開放できません。

そういえば最近、なにかにつけて物事の運びが悪い。そんな時もあるんだと思いますが　なんとかそんな事を払拭して　パッと目の前が明るくなるような事ないかな。

戦争、イヤです。堂々とはずかしげもなく自分たちの戦力をひけらかして自慢してる姿を見ると　「あなた、心からそう思ってるの？」って信じがたたくなります。人って残酷な生き物です。本当はそんな風に思いたくはないんだけど。

「いただきまーす！」炊きたてで湯気がホンワカ立ち上るお茶碗の中の白いごはんを目の前にして、ひとくちほおばると突然じんわり涙が出てきまし

た。ありがたいなぁ。平和に家族揃ってご飯が食べられて。戦地で闘う人、ケガに苦しむ人、物資に苦労する人、今この時も遙か彼方の空の下では戦争が繰り広げられている。それは事実で　平和にごはんを食べてる私たち．．それも事実．．。

みなさん　お揃いでうつむいて咲いているクリスマスローズ。恥ずかしがり屋なのかな、内緒話でもしているのかな？

_ 小さな花が集まって

あ〜ん．．．(T_T)昨夜も春ちゃんは寝なかった．．。昼間はテンション高くて困ったものです．．。

ベランダにはラベンダーも咲き始めました。花穂をよく見ると　紫のちいさな可愛い花が集まっています。

_ 桜、満開

忙しい毎日。母が手伝いに来てくれました。いつもいろいろおみやげを持ってきてくれます。手伝いに来てもらって　その上におみやげまでももらって。いつまでたっても心配をかけて申し訳ないと思いつつ、甘えています。また私に余裕ができれば　ちょっとしたお出かけ．．と言っても　本当に「ちょっとした」おでかけでなんですが　例えばデパートに行ったり　近くを散歩したり、そんなことでもしたいと思っています。温泉へ一泊旅行などできたらなおいいんですけどね。

夕方、桜見物を兼ねて買い物に出ました。すっかり桜は満開！そんな事に全然気が付かなかった私は　まるで　一瞬にしてタイムスリップしたような感覚でした。いつのまにこんなに咲いていたんでしょう。少しずつ、つぼみから咲いていく様子をじっくり観察してみたかったなぁ。今年もボンヤリしてる間に　季節はどんどん流れていきそうですねぇ。今年は大きな予定があるから　気持をしっかり引き締めないと．．。

「やったー♪」って言うくらい幸せな今日の買い物は「花折」の鯖寿司。（食い気ばかりの私でスミマセン。）ものすごーく前に食べた事があって　おいしかった記

憶があり、また評判もかなり良いのでそれを一度確かめたいと思っていたらとうとうチャンスがやって来ました。感想は、かなりおいしい、です。（おいしい掲示板に記しておきます、ちょっと待ってね）苦手なひともこれなら行けるんじゃないかな。絶品ですよ。

春ちゃんですが昨夜は眠剤でなんとか寝てくれました。でも今日の昼間はまだテンションが高くて落ち着きがありません。泣いたり笑ったり感情の起伏が激しい。そう言えば　昨年も同じ頃に同じ様な事を言っていました。季節の変わり目というのはなにかしんどいもので　それに正直に反応してしまうんでしょうか。春休み、お出かけもしたいのになぁ。

実家の沈丁花を挿し木してもらいました。しっかり根付いて花を咲かせ　良い香りがします。小さい花だけど　花びらはしっかり厚みがあるのがわかりますね。

_ いよいよ！おみそ汁！

昨夜　眠剤を使ったにもかかわらず春ちゃんが眠ったのは朝方４時頃。おとなしく起きているんならまだ私たちもウトウトすることもできるでしょうが　賑やかに起きているもんだからそうもいきません。最近まともに眠れたのはいつだったでしょうか、４時頃に私たちも眠ったとしても　まるでタッチ交代！のように今度は成ちゃんがそろそろ活動開始してくれます。おいおい．．。春眠暁を憶えず．．って言うくらい眠い季節なのにこれはないでしょう、と言いたいところです。

今日の夜はお薬でなんとか、そこそこの時間に眠ってくれました。さて明日はどんな一日になるでしょう。

昨年１２月の初めに初めてお味噌作りにチャレンジしたのですが　そろそろいい頃かなと、出してきておみそ汁に。比較的白っぽくて　米麹の白いツブツブが残っていましたがあえて潰さすにそのまま使ってみました。懐かしい実家のおみそ汁の味そっくりになりました。なんて表現すればいいのかな、市販のお味噌では味わった事のない様な．．。麹の独特の香り。京都の白味噌のようには甘くはないけれど香りなどはそれに近いかな。初めて作ったけれど思っていたほど難しくはなかったなー。お

いしい！満足ですー。

さんしゅゆの木。少し前の画像なので今頃は満開かな。

_ 白木の棚を付けてます

昨夜はなんとか１２時前に寝てくれた春ちゃん。今朝は４時から目覚め　水分補給。その後５時頃から９時頃まで寝ました。昼間はお薬のせいもあるのだと思いますが　比較的おとなしくしてくれました。でも食事の時の筋緊張は強かった。まだまだ本調子にはほど遠い様子。この春休みはどこへも行けず何も手に付かず終わってしまいそう。あ、でも　居間の壁に木目の棚板を三枚、ＮＯＢさんに取り付けてもらいました。しかも夜中遅くに。子どもたちの吸引器など、機械的で素っ気のない物をどうやったら少しでも違和感なく部屋に置いておくことができるかなー、と考えた結果です。新しく取り付けた棚に指定席を作ってあげてベージュのバンダナをかけておけば部屋の雰囲気も損なうこともありません。．．．などと言うほどおしゃれで片づいた部屋ではないんですけどね。でもそういう心がけは忘れないでいたいな、と。ついつい散らかりがちな学校からのプリント類や　新聞などもＭＵＪＩのブリ材バスケットを使って整理していこうと思っています。一輪挿しも置いたり．．。こういう事を考えるのはわりと好き。

ハコベの花びらは１０枚のように見えているけれど

ほんとは５枚。

_ 春キャベツとかハーブとか

昨夜はなんとか寝てくれた春ちゃん。昼間もわりとおとなしく過ごしていましたがちょっとテンションが高いような様子。さて今夜はどうなるかな．．。

春キャベツがおいしい季節になりました。冬キャベツにくらべてフリルのような葉っぱが特徴ですね。柔らかくてサラダにピッタリなのですが　我が家ではたっぷり食べたいので少しだけフライパンで焼き付けます。油も何もひかないフライパンで焼き目を付けるようなつもりでサッと炒めてパラパラと塩をふって頂きます。少し焦げた部分に甘みがあっておいしい。旬の野菜、たっぷり楽しみたいですね。

成ちゃんの小さいときの写真が引き出しから一枚出てきました。椅子に座って　両手はゆるりと開かれ、ちょっとニンマリ笑っていて屈託のない、なんの不安も無いような表情でこちらを見ています。可愛い！。この頃の体の状態に戻れたら．．正直、そう思いました。そんなふうに思いたくないために今まで頑張ってきたし、今も毎日頑張っているけれど　どうしようもない事もあります。

枯れたように見えていたアップルミント。でもこの季節を待っていたのですね。小さな芽がいっぱい出てきました。アップルミン

、大好きなハーブです。

_ 眠っておくれよー

春ちゃんたら　今朝の５時にやっと寝付きました。もー、疲れましたー。。。静かに起きているのならまだこちらもウトウトできるでしょうが、ハイテンションで何やら声を出したり泣いたりと落ち着かない様子なのでこちらも寝てはいられませんでした。しんどい一日です。

とうとう春休みも今日でおしまい。結局どこへもお出かけできず、ひたすら春ちゃんの生活リズムの乱れとの闘いで終わりそうです。暖かくなってきて　花々も美しく咲き乱れ　陽射しも明るい。こんな時は外に出たくてどうしようもないのに　それが思うように叶わず　う〜ん、イライラ〜。でも明日から新学期！学校がはじまれば子どもたちの生活のリズムもメリハリができてきっとまた調子が戻る．．．そう信じたいです。明日からに備え、荷物の準備に忙しい一日でした。

昨年友だちからもらったチューリップの球根がいつの間にかこんなに育っていて花を咲かせ始めました。小さな球根だったのに可憐な花を咲かせる季節がやってきたのです。こうやってどんどん時が流れていく事を　花の生長を見て感じます。

_ 始業式

ほんのすこーしですが　春ちゃんの調子が戻ってきたような感じです。昨夜は薬を使わずに眠れたし、食欲も戻ってきたし、今日はお昼寝もできました。さすが新学期のスタート。春ちゃんもちゃんと心得てくれているのでしょうか。成ちゃんも元気に新学期スタートの日を迎える事ができました。春ちゃん成ちゃんが学校に行ってくれたわずかな時間ではありますが私も買い物ができて気分もホクホク。．．こういう表現ってふさわしいかなー？でも私としてはやっと自分の思うように動けて、買わなくちゃって思っていたものが買えて、やっぱり気分は「ホクホク」があっていると思う。春ちゃんにとっては養護学校最後の一年、成ちゃんにとっては養護学校中学部最後の一年、それぞれに充実した一年を過ごしてほしいと思います。

雨に打たれている桜、どんな天候の下でも神々しい花。はかなげだけど力強い。

_ 仰げば桜だけれど

桜が満開でほんとうにきれいです。誰もが桜に心を奪われるこの時期は人が顔を合わせると必ず「さくら」が口からこぼれます。「桜のつぼみが膨らんできましたね。」「桜が咲き始めましたね。」「満開ですね！」「散り始めましたね。」「風でかわいそう．．」「雨でかわいそう．．」「桜吹雪ですね．．」というふうに．．。仰げば桜．．でも地面にはいつくばるように野の花もがんばって咲いています。オオイヌノフグリ、ハコベ、キュウリグサ．．。小さな小さな花ですがよーく見るとほんとうに可愛い。小さな花びらにも芸術的な色柄が施されていたりして。これがまた、自然に直視するよりも　文明の利器を通してみたほうが実はその花の細かい様子がわかったり、新たな発見があったりするのでおもしろいです。マクロな世界。

キュウリグサ。茎や葉っぱを揉むとキュウリの香りがするらしいけれど．．。試してみよう。めちゃくちゃ小さな花です。