へんこつ日誌

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2001年11月14日(水) [長年日記]

§1 ナルちゃんの入院が長引きそうなので

ハルちゃんの緊急一時保護やレスパイトの申請に駆け回った。最近近くに出来たばかりの施設に出向き相談をした。センター長さんは若い人だったが、我が家のホームページをみて、よく知っていてくださった。

役場にも出向いてレスパイトの申請を済ませた。これでハルちゃんの次の行き場が確保できたわけだが、所詮短期であるため、成美の再手術の時にでもうまく利用できればと思っている。

ナルちゃんは、昨日に比べ熱の下がりが早くなった。久しぶりに37°台を記録した。なんだかホッとする。熱の上がり方もかなり緩慢になってきて、上がるときの寒気もマシになってきているようだ。夕方ボクが病室に着いたときにちょっと機嫌悪そうに泣いていたのが気になったが、ボクが足をサスってあげるとおとなしく眠りだした。泣いていた原因はわからない。

胃ろうからの液が、その後少し褐色になったので、血液が混じっているのかもしれない、何かが原因で少し出血したのかもしれないが、詳しいことはわからない。

傷口の膿の検査結果が出始めてきた。予想はしていたがMRSAが発見された。したがって、その日の午後からバンコマイシンの投与が始まった。今日中には最適な抗生剤の型が判明するので、不要な抗生剤を取り除き最適な抗生剤のみの投与となる予定だ。

夕方消化器の担当医師のTOPが来てくれた。今日は珍しくどっしり構えて話を聞いてくれたので、いろいろ溜まっていた疑問を投げかけてみた。一つ一つ丁寧に答えてくれた、ナルちゃんの現状と当面の課題。これから出来ることやするべき事など。ナルちゃんの調子が良くなっていることと相まって、なんだか少し心が晴れた。

傷口が開いてくるのが心配で、実はボクも昨日の夜から病院に泊まっている。力を入れて泣き出したら二人がかりでなだめるためだ、でも、今日の様子から見てその必要もそろそろなくなりそうだ。一度ゆっくりおみさんを帰してあげられる日も近いと思う。