2002年09月25日(水) [長年日記]
§1 久しぶりに動いたモーターホーム
来月、春ちゃんの修学旅行に合わせて、成ちゃんと夫婦3人での旅行を楽しむべく計画中である。行き先は春ちゃんの旅行先とは目と鼻の先、万が一に備えての事です。
成ちゃんの調子が今ひとつ上がらなかったため、ココ1年半ほど動かさなかったモーターホームを動かすべく点検を始めたら、問題箇所が山ほど出てきて、対応に追われている。
常時充電状態にしておいたはずだったが、経年変化と共に劣化したガラス管ヒューズが接触不良になっていて充電できておらず、すっかりカラッポ状態だった。仕方なく2昼夜を費やして充電し、なんとかエンジンが掛かった。しかしながら弱々しいセルモーターの音。一晩おいたらエンジンが掛からない。このままではどうにもならないのでバッテリーを交換した。3万円の出費である。
エンジンルームのバッテリーは交換したが、居室部分のバッテリーは古いままだ、充電を止めるとすぐに「容量が半分だ」と、モニターが表示するのでこれも出来れば換えた方がよいようだ、今回はキャンプ場で電源につなげるので問題なく行けそうだが、余裕が出来たら換えることにしよう。
3way冷蔵庫の庫内ランプがつかない、また、ガス冷蔵に切り替えた際のパイロットランプがつかない。裏に回って点検してみると、配線が緩んでいた。ガスは点火しているので、使えることは使えるようだ。庫内とパイロットランプの交換が必要だ。
エンジン用のバッテリーを換えてなんとか走れるようになったので、23日の祝日にお友達をひとり誘って、近くの道の駅までお昼寝ツアーに出かけた、近場から試し乗りして、問題点を洗い出そうという試みだが、思わぬ問題点が出てきてしまった。
モーターホームは後ろにまともな窓がないので、後方の確認はカメラでしている。運転席のモニタにうつるのだが、なんと、走っている最中にうつらなくなってしまった。これが見えないと非常に辛い。2.5mと観光バス並みの車幅にくわえて、左ハンドルなので、進路変更するときなどの後方確認は欠かせないが、それすらも確認できないからだ。
帰った明くる日にさっそくモニタかカメラかどちらが悪いのかを切り分ける作業に掛かった。携帯テレビからのビデオ信号を送ったらモニタに映って音声も出ている。どうやらモニタに問題はなく、カメラの方の故障らしい。
再び大きな出費が頭を横切る。とりあえずモニタとカメラを外して、カメラをばらしてみたが、サッパリ原因が分からない。何処かにヒューズがあるのではと想いながら見ていたがサッパリ分からなかった。
困ったときの神頼みというか、電気の神様に見てもらうことにした。彼は弟の同級生で、電気にはめっぽう強く。某有名メーカーのビデオカメラの設計図の確認依頼が来るほどだ、また彼が確認した設計図を元に工場のラインに乗せるらしい。
一晩預かりとなった。直る確率は20%ですと言われ、半分諦めモードで新しいバックモニタをどうするかネットを検索しながら思案などしていた。金さえ出せばいくらでも変わりがあるのだが、一つ問題があった。
運転席のモニタから、最後部のカメラまでの配線が現在の配線では間に合わないようだから、配線を入れ替えることになるのだが、そもそも車を作るときに配線してあるもので、入れ替えが出来ない。神のお達しを待つことにした。
次の日夕方にメールが入り。カメラが直ったとのこと。カメラ内のヒューズが切れていたそうですが、部品を見て納得、素人にはそれがヒューズとは分かりませんでした。さすが電気の神様でした。大出費を免れてひと安心。ありがとうございました。
続く。