へんこつ日誌

§1 ロングワイヤーアンテナ

3.5MHzのダイポールが上手く行かなかったので一旦あきらめ1.9MHzに出るべくロングワイヤーを張ってみた。同軸で給電するのでバランが必要だが平衡バランではなくて不平衡バランが必要です。ネット上の情報から適当なトロイダルコアでバランを自作してみました。あんなもんで大丈夫なのか非常に不安でしたがなかなか面白い結果になりました。

不平衡バランなので同軸のプラス(心線)側に40メートルのワイヤーを取り付けて張ったのですが、敷地内でなんとかすますために途中で鋭角に曲がっています。30メートル付近で曲がっている恰好なのですがワイヤー自体は全部のばせています。

バランの方は取り敢えずアース(網線)側に何も繋がずにアンテナアナライザで調べてみました。どうも3MHz付近でSWRが落ちるのですが1:3ぐらいしか下がりません。仕方ないのでアース(網線)側に8メートルぐらいの適当な切れ端があったので繋いでみた。

目的の1.9MHz付近へはどうしても下がってくれません。やっぱり3.0MHz付近で一番良好です。どうやら鋭角に曲がっている付近の長さで同調しているようです。もう少し鈍角にするか出来れば真っ直ぐに張って試してみたいところです。

念のため他の周波数でも試したのですがこれがビックリする結果でした10MHz、14MHz、18MHz、21MHz、24MHzとかなり用意結果が出ました。最良点ではSWRが1:1.2付近まで下がった周波数もあったし全体的に見ても1:2以下に治まっています。肝心の1.9MHz以外は全部簡単に無線機内蔵のアンテナチューナーでマッチがとれそうです。次回は出来るだけ真っ直ぐ伸ばして1.9MHzに挑戦です。