へんこつ日誌

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2007年02月17日(土) [長年日記]

§1 ツッコミのメールにUAを記録

今までツッコミにはIPアドレスだけを記録していたけれど、今回新たにUSER_AGENTを記録するようにした。案外携帯端末でご覧になっている方が多いようなので。ちょっとした興味から設定してみました。

§2 乙訓ひまわり園地域福祉フォーラム

お友達がハルちゃんを見てくれたので久しぶりにこういったイベントに参加することが出来ました。サブタイトルが「みんなの笑顔が輝く乙訓(まち)づくり〜メンバーとともに〜」と言うものですが、実情の報告や今後の展望をいろいろ聞かせていただいくにつれあまり明るい材料はありません。

そんな中でも気になったのは介護認定の実際です。将来介護保険に統合するために同じような方法で要介護度の認定を済ませておこうというものだと解釈して良いでしょう。その認定があまりにも不完全な形で行われていると言うことです。

調査員が各戸を訪問して所定の設問に回答していく形なのですが明らかに無駄と思える設問が繰り返されるような仕組みになっています。応えようによっては不利になってしまう可能性も否定できず運用に慎重さを求められます。

それだけならまだ良いのですが、どうしても調査員の私情が入ってしまうと言うことです。明らかにおかしい質問については調査員が特記によって補うことになっているからです。調査員の資質や信条でかんたんに変わってしまう可能性が否定できません。こんな調査が公平とは言えませんね。

実際に調査に当たった人や査定に携わった人からも明らかに差が出ていると聞かされるとなかなか複雑です。有る地域では判定医が無知であったためかえって調査員の特記事項に忠実で判定があがった場合があると言うことや。介護保険の現場を知っている判定医は介護保険なら判定が下がる用件だなどと言って判定を下げてしまうケースもあったとか。これらはどちらも明らかに間違っています。

こんないい加減な判定で見切り発車の自立支援法が果たして自立を支えられるのかと考えたときその答えは火を見るよりも明らかでしょう。現在見直しが行われていると言うことですが、果たしていったい何を見直しているのか、ますます持って不審に感じるのは私だけでしょうか。