2008年05月29日(木) [長年日記]
§1 LinkTheaterベータファームウェア
新しいベータ版のファームウェアが出たのでダウンロードだけしておいた。ファームウェアのリリースに合わせて、メディアサーバーソフトもアップデートされた。こちらもサーバーソフトもベータ版で、お試しではあるが機能が充実している。とは言っても。今まで出来てなかった方がおかしいというか。ファイルのソート機能がやっと出来たと言うところだ。ベータ版の開発などの話しを聞いていると、この製品も市場でのテストのために出したかのような製品で、ハッキリ行ってまともに動くというレベルのモノでは無いことがよくわかる。ところがそんな中でもBUFFALOの製品が一歩進んでいるというのだからまだまだこの世界は動き始めたばかりと言うことですね。もう少し長い目で付き合うことにしましょう。さて、ベータファームウェアは何時試そうか。サーバーソフトの方は入れ替えてみたら、クライアント候補として先日Windows2003に入れたサーバーや、我が家のDigaなどが一覧されていたので、DLNAサーバーとしての機能はアップしているようでした。ちょっと楽しみです。
§2 ダビング10の延期
どうやら確実になったようだがユーザーが完全に無視されてますね。先日HDDからDVD-RWにダビングした映画が、CRCエラーで読めませんでした。こうなるともはやDigaでも再生できないし、そのバックアップも取れません。また同じ映画が放映されることを祈るだけです。これはユーザーにとって明らかに不利益ですね。撮っておいて時間のあるときにゆっくり観たいがHDDに入れたままだと余裕が無くなるので何時消しても良いようにDVDにバックアップしたのにそれがボツになると復旧できない。
こういう意味合いでは実はダビング10でも解決は出来ない。ダビングしたDVDからはコピーが取れないからですね。容量の圧迫を懸念してDVDにバックアップするのに、そのDVDからコピーが取れなかったら、HDDには残したままにしておかないとダメと言うことになりますね。と言うわけでダビング10はユーザーにとってあまり条件が良くなったとは言いがたいと言うことですが、それすらなかなか実現しない。著作権は大事だと思うのですが、著作権協会ばかりが潤って著作権を持っている作者はイマイチ儲かっていないという現実をもっと見るべきなんじゃないでしょうか。この辺りに群がる天下り候補達のにやけた顔が目に浮かぶよなぁ。