2003年02月10日(月) [長年日記]
_ あぁ、にっき..
2月に入りました..。久しぶりの日記..。成ちゃんの誕生日を過ぎ、春ちゃんの誕生日を過ぎ、なんだかんだと慌ただしく毎日が過ぎていきます。せっかくお家でお祝いした今年の娘たちの誕生日。去年は病院だったものなぁー。この場で晴れがましく、そして嬉しく、「今日はお家でお祝いでーす。」なぁんて、親バカぶりを披露したかったのですが ちょいとタイミングを逃してしまいました。おかげさまでちょっと笑えるハプニングはありながらもめでたくお祝いできました。14歳の成ちゃんと17歳の春ちゃん。お祝いのケーキは「おいしい掲示板」で見てね。それからー、H16年3月に、春ちゃんは養護学校を卒業します。進路先を決定しなければいけない一年。選択肢はほとんどなく、でも定員いっぱいでそのための活動を始めました。そして年度末を控え、役員改正やクラス行事などの予定もどんどん入ってきます。慌ただしいこの時期。ちょっとお疲れ気味ですがなんとか乗り切らねばー。インフルエンザも風邪も流行ってるけど なんとか元気にこの季
を乗りきりたいですね。みなさんもどうぞお気を付けて!
↓春ちゃんのお誕生日にドラエモンとドラミちゃんが電報を届けてくれました!
2003年02月11日(火) [長年日記]
_ 休みなのになぁ..
なんだか不機嫌なお二人さん..。最近何事もうまくいかないお二人さん。休日にプチドライブでも..と出かける準備をして さぁ、出発!と言うタイミングに泣き出してお出かけをあきらめたり、なんとか出発しても途中から泣き出してそそくさと帰る事になってしまったり、出かける準備にめちゃくちゃ時間が掛かってしまったり...。前はこんな事なかったよなぁ..と悲しい気持になってしまう事が多いのです。年令から言うと何かと難しい年頃ですからそういう事が関係しているのかもしれません。一時的な事であればいいと願っているのですが。
今日もかなり不機嫌。こちらだって用事ははかどらないし、イライラするし..。私まで不機嫌になりつつあると、良くできたものです、タイミング良く、テレビでは元プロレスラーの上田馬の助さんが事故で体が不自由になられたのですが強気の奥様のお陰もあり、強くたくましく毎日を暮らしておられるというお話しが流れていました。愚痴ばかり言っていては恥ずかしいなぁ、やるべき事をやっていけばそれで良いんだ、と自分に戒め..。時に、落ち込んだり愚痴ったり疲れたり...時に人から元気や勇
をもらったり..。たぶんこれからもずっと、こんな事を繰り返しながら生きていくんだろうなぁ..。
お父さんに絵本を読んでもらって 最高の笑顔の春ちゃん。いつもこんな風に穏やかにニコニコしていてよね。そんな笑顔を見せてくれるように私たちもがんばるから。
2003年02月12日(水) [長年日記]
_ 小児科診察日
「さっさと せぇやぁー!」とか、「もう、はらたつー!」とか..。小児科の待合いで、あるお母さんが子どもをしかりつける声。いやー、すごい迫力ですごい言葉使いでしたとも。お家じゃもっとすごいんだろうかー?とふと想像してしまいました。あれで子どもはちゃんと解って言う事を聞いてるんだろうか?同じ事を繰り返さないんだろうか?と思いました。感情にまかせて怒るんではなくて 子どもに解るように叱る って言うのは難しいですね。タイミングを逃さずにその場でいけない事は「ダメ」っと言い切る、そしてそれはなぜなのか解らせる(説明する)...と言う事になりますでしょうか。
今日の小児科定期診察はきっと混んでいるだろうなぁ、と覚悟して出かけましたが意外とすいていました。なんか拍子抜けするほどの閑散とした待合いでしたがもちろん助かりましたー。
もうすぐバレンタインデーですね。クッキーかガナッシュか、手作りしようかなーと思っていたけれどヤメ。忙しすぎ。だからといって人混みの中へ出かける元気もないしなー。可愛いの、近くに売ってないかな。ネットで買うのは遅すぎだしー。
2003年02月13日(木) [長年日記]
_ バタバタしました
いろんな用事が重りました。
朝、子どもたちを学校へ送った後、校内で医療的ケアの説明会があり、遅れながらも参加しました。看護士配置の件について問題点や要望事項をまとめておかなければいけないこと、子どもたちが快適に安全に学校生活が送れるように整えていかなければいけない事項など課題はさまざま。一つづつ良い展開へ向かいますように。申し訳なかったのですがこの後に予定されていた部会は欠席して次は町役場へ春ちゃん達が通所希望している施設の施設整備を希望し通所できる条件を整えてもらうように要望書を提出に行きました。要するに来年の春、春ちゃん達を通所できるようにしてください、と言う内容。担当者には私たちの思いは理解してもらえていましたが一朝一夕に答えをもらえるような問題ではないのでこれから根気強く要望していかなければいけません。と言っても時間がないので不安..。
遅めの昼食をとり、子どもたちを迎えに行って帰り一息ついたら「支援費制度」の説明に施設の職員さんが来て下さいました。(昼食後に慌てて掃除もしましたよ)いろいろ話をしながら我が家用にたたき台としてプランをたててもらう事に。制度
是非は別として、何かにつけて「相談してみる」と言う事でなんとか道も開けていくのではないか、という感触でした。
と、言う事でたくさんエネルギーを使った一日。夜、子ども達を寝かしつけた後、居間で横になったらしばらく起きあがれませんでした。「おきなくちゃ、片づけしないと..」と頭の中でグルグル。成ちゃん、夜中、起きてくれるなよー、泣くなよー、朝までグッスリ眠れよー..。
2003年02月14日(金) [長年日記]
_ 女性専用車両
今日はバレンタインですね。私は生チョコを買ってNOBさんにプレゼントしました。ついでに気になったチョコケーキも買って私のお腹の中に。おいしい掲示板の№15の書込を見てね。
先日、小児科で処方されたお薬を受け取りに出かけました。駅のホームで本を読みながら電車を待ち、電車が来たので本を閉じて電車に乗り、席が空いていたので座りました。席に落ち着いてふと周りを見回すと電車の壁面に数カ所、「この車両は女性専用です」と書かれているのに気が付きました。普段電車は滅多に使わないので女性専用車両に乗ったのは初めて。そう言えば隣に座っているおばさま、堂々とお化粧直しをなさっている..ふーん、なるほどー。(決して良い感じではない。)でも乗ってから初めて気が付くような表示の仕方ではたぶん男性が気付かずに乗り込む事は少なくなさそうな感じです。案の定、私が降りる際に同じ車両から男性が降りて行かれました。またその男性と入れ違いに電車に乗り込んだ若い女性は携帯電話で話ながら乗り込み、電話の相手に「今、女性専用から男が降りてきたわ
」と。男性はおそらく気付かすに乗車されただけだろうに、それだけで悪者扱い。お気の毒な事です。それよりもその女性、携帯電話をしながら電車に乗る事がマナー違反であると言う事をわかっているの?電車を降りた際に車両の外にはどんな表示がしてあるのか見てみると、車両の乗降口の両側に「女性専用」と表示がしてあるのとホームの足下にその表示がありました。実際、私はどちらも気が付きませんでした。慌てている人には多分目に入ってこないでしょう、慌てていなくても乗る際には乗降口の両側に人が並びますから人に隠れて表示が見えなくなるでしょう。もうちょっと表示に配慮がされないと、気付かすに乗った男性はそれだけで悪者扱いですよ、それに目の不自由な人はわかりませんよね。
ところで私がホームで読んでいた本は「京のおばんざい」秋山十三子、大村しげ、平山千鶴。光村推古書院。あも(お餅)とか、 おとふのおし(お豆腐のおつゆ)とか、ごんぼ(ごぼう)とか、なっと(納豆)とか、おだい(大根)とか、おかぼ(かぼちゃ)など、とっても懐かしい言葉がたくさん文章の中にあらわれて そんな「京」ならではの言葉をよく使
ていたおばあちゃんを思いだして買った本です。まだ全部読めてないけど、京都のあたたかな食文化..と言うとちょっと固い感じかな、やっぱり食文化と言うより「おばんざい」とか「おそうざい」があいますね。京の四季の味が書かれています。心がほっこーり、です。
成ちゃんが先生と一緒に作ったマドレーヌ。上と中にもチョコのハートが。カードも添えられて。愛がいっぱいね。
2003年02月20日(木) [長年日記]
_ Katsunori日和
はなまるカフェのゲストは克典さん。うたばんにも克典さん。そして 噂のどろどろドラマにも克典さん。ドラマはとてもゆっくり見られる状況ではないので録画して時間がある時に見るのです。(でもはまってるから絶対、明日見る!)はなまるカフェでは 趣味は料理、バイク、オーディオ。そこで司会の薬丸くんが「はまっているもの、いっぱいありますねー。」それに答えて克典さん、「イヤー、そうですね、人生楽しもうと思ってー、くまなく。」うーん、そうだ、そうだ、人生楽しまないとね。大賛成。
2003年02月21日(金) [長年日記]
_ おやゆびクマが現れた!?
最近ご機嫌があまりよろしくないお姫さん達。春ちゃんはやっとこさ、悪い状態から抜け出せたかなと思ったのもつかの間、またどうもあぶない感じ。すぐに泣く。成ちゃんは痰が多くて微熱があって、風邪っぽくてしんどいせいか、抱っこばかり。ちょっと待っててね、と寝させてみるのだけれどすぐに怒り出して抱っこ。一日これの繰り返しで何も手が付けられない私。何もできず、仕方ないので(半分口実?)昨日録画しておいたドロドロドラマを見る事に。いつもおもしろがって見ているのだけど、今回は泣けました。妻に裏切られたと知りながらも子どもの前では知らぬ振りしてかばう夫。子どもたちに、「仕事の夢は破れたけれど 『最高の家族』という作品を作るんだと頑張ってきて満足している」と話す父親。父親が作った料理は小さな皿に山盛りに盛られているのを見て 娘は「父は良いところで食事をした事がない証拠だ..」と父親の淋しさを思う..。...しんみりしてしまった。
と、ビデオを見てちょっと気分を変えては見たものの、何もはかどらすにイライラ。
のところ、食事はインスタントやら冷凍物やらが続いてしまって 料理好き(ほんまやなー)の私としては不本意なのです。就寝も3時を過ぎてしまうし、早くこの状態から抜け出したいです、ほんまに。
大変なのは家の中だけではなくて この時期、学校の用事が多い事。PTAもクラスの用事も二人分だし、3学期ならではの用事もあって。兄弟がいればそ用事も倍になるのは なにも私だけではないのだと思いますが、それにしても忙しい。かなり疲れ気味。こんな時こそ楽しみをたくさん見つけて できればお気楽に乗りきりたいですね。
名付けて「おやゆびクマ」。チューリップの中に小さなクマさんが..。
2003年02月22日(土) [長年日記]
_ [メディア] 顔のない天使
wowowで「顔のない天使」を見ました。偏見により不当な扱いを受けた元教師と孤独な少年との心のふれあいを描いた映画だったのですが 最後のシーンで一気に泣けました。監督、主演はメルギブソン。しかしねー、偏見によって悔しい思いをした事がある人ってたくさん世の中にはおられるのでしょうね。人は無責任に噂したり、傷つけたりしますから...。でもその反面、人が人を信じるという事って尊くて嬉しい事。映画では人間の両極端の部分を描いていて 悔しいような、嬉しいような、複雑な気持ちで見ました。できる事なら 人は誰も皆いい人なんだ、と思って生きていきたいと思ってしまうのですが。きっと最初から悪い人なんていないですよね、それなりの理由があって道をはずれてしまったり 何かがあったんでしょう。ただ怖いのは悪気がなくてもこの映画のように潜在的に人を悪者に仕立ててあげてしまう事。そんな間違いを起こさないために自分の目で見て判断するという真実を見極める力が必要なのだと思いました。2月27日15時45分からwowow bs-5ch でも放映されます。良ければ見てください。
、なんだか最近はメディア日記のようになってきてしまいました。時間が許せば映画ももっとたくさん、じっくりと見たいです。良い映画、いっぱいあるんだろうなー、良いのが有ればまた教えてくださいね。
母が伏見稲荷大社で買ってきてくれたポストカード。めちゃくちゃ可愛い!福を運んでくれそうな 招き猫チャン。
2003年02月23日(日) [長年日記]
_ 成ちゃんお熱だわー..
ジワジワと成ちゃんの熱が上がってる..。一気に高熱..と言うわけではないのでインフルエンザではなさそう。痰が多くて、38度くらいをウロウロ..。機嫌も悪くて 成ちゃんはずーーっと私を独り占めしてます。今日も用事がはかどらなかったなぁー。早く良くなってくれればいいんだけど。でないと春ちゃんが「なんで成ちゃんばっかし..」と恨めしそうに見ているし、ご飯だって手抜きばっかりになっちゃうよぉー。
ネット上の「日記」っていろいろありますよねー。人の日記はどれもおもしろいと思ってしまいます。毎日の出来事をきっちり綴ってる人、語彙も豊富に淡々と流れるように書いてる人、内容はくだらないようでも実によく観察してたり視点がおもしろかったり、ざっくばらんにくだけておもしろおかしく書いてたり。自分もこんな風にざっくばらんに書けたらいいなぁとか、もっと語彙が豊富だったらいいのになぁとか思ってしまいます。果たして自分はどんな日記を目指しているのか?とふと考える事もあるのですが、日記なんだから「目指す」というのもちょっと違うような気もします。
/>いろいろ書く内容に制約も感じ始めてるんですが、あまり気を使いすぎると書けなくなってしまいます。そもそも書きたいと思ったのはありのままの我が家の暮らし、障害のある子どもたちとの毎日の事。ま、そのへんはずっと変わらないと思います。友だちは日記を「自己満足の世界」だと。ふん、それでいいやんなー。確かにそうだわ。ちょっと行き詰まっている今日この頃なんですが、なんとか続けて行きたいのです。まずは自分の気持ちを整理したり、自分の思いをバッと表に出してみたり、「自分のために」書き続ける事にしよう。うん。
ふぅ..明日は病院へ行こうか、成ちゃん。
2003年02月24日(月) [長年日記]
_ 病院にて
成ちゃん、熱と痰がスッキリしないので診察へ。春ちゃんは元気に学校へ行ってくれたので助かりました、ありがとね、お姉ちゃん。診察によるといつもより喉は赤いようなので やっぱり風邪みたい。抗生剤と痰のお薬を出してもらいました。3日たっても熱が下がらないようならまた来て下さいと。「はい」と返事しながら気持は「いえ、いえ、来ないで済みますように!」と懇願です。 診察を終えて病院を出ようと院内を歩いていると とっても苦しそうな表情のおばあさんがベッドに横たわり、看護婦さんに押されてエレベーターに乗って行かれました。まったく見ず知らずのおばあさんだけれど早く良くなられたらいいのになぁ..と。早く苦しみから逃れられれば良いのになぁ..と心からそう思いました。見ず知らずのおばあさんだけど いつかの私のおばあちゃんにも想いは重なったのかもしれないし、また成ちゃんが入院中に苦しんだ事を思い出したりして 他人事には思えなかったんだと思います。こうやって 年を重ねていろんな経験を積んでいくと いろんな人たちの思いを自分の思いとして感じる事ができるようになっていくんですね
。それはちょっとしんどいような気もするけれど 人と思いを分かち合う事ができると言う事でしょうか。良い事も悪い事もたくさん経験して。人の思いもたくさん受け取りながら。私の思いがあのおばあさんに届いて少しでもお元気になられたらいいのに..。そんな事を思いながら病院を出ました..。
もうすぐ春。バラの新芽も出てきました。良い事いっぱいあるよね!
2003年02月25日(火) [長年日記]
_ おみやげはお顔クッキー
春ちゃんは作業所の一日体験に行きました。私も見学したかったのですが成ちゃんが今日もお休みしたので付き添いにはNOBさんが行ってくれました。担任の先生も一緒でしたが初めての場所で初めてお会いする人たちと一緒に過ごすって言うのは 春ちゃんにとってどんな感じなのかなぁ?でも特に戸惑う事もなく、わりとスムーズに場になじんでいたようです。今日した事は つくだ煮のパッケージにシールを貼るのと、クッキー作り。高等部と言っても春ちゃんはかなりオチビさんなので 作業所の皆さんにとっては可愛らしい存在らしく 皆さんにはよくしてもらってきたようです。NOBさんにデジカメで様子を撮ってきてもらいました。どの画像も神妙な顔。真面目に作業していたようです(^^)まわりの皆さんの表情もほのぼのやわらかくて 春ちゃんは良い時間を過ごしてきたんだなぁと言う事が伝わってきました。春ちゃんの世界がちょっと広がった一日でした。
お顔クッキーのできあがり。春ちゃんと成ちゃんと私の顔らしい。どれが誰だか?
2003年02月26日(水) [長年日記]
_ 成ちゃんが寝てる間に
成ちゃんの熱はどうやら落ち着いたようですが 大事をとって今日もゆっくり家で過ごす事にしました。明日はきっと行けるよね。春ちゃんを送り出し、ふと見ると成ちゃんは静かに寝ていました。洗濯物を干す事も、食器を洗う事も 部屋をかたづける事も 全て後回しにしてこの時間は前からずーっと気になっていたお花の寄せ植えをする事にしました。タキイの寄せ植えセットが届いていたのになかなか植える時間ができずに 4種類のお花たちはずっとポットに入ったまま。ベランダに出るたびにそのお花たちに「いつまでほっとくのー?」と言われているような気がして...。今日は何があっても植えようと決めていました。ポットから外したお花の根っこはすっかり巻いてしまっていて さぞかし窮屈だったでしょう。成ちゃんが目を覚まさないうちにと、慌てて寄せ植えを完成させましたが本当はもっとゆっくり丁寧に作業したかったんですけどね。私の場合はとても「ガーデニング」なんて、そんな優雅な響きはあいませんね。おおざっぱな世話の仕方でお花たちには申し訳ないです。でもビオラ達はろくに世話もしてもらっていないのに 元気に咲き
続けてくれているし、シーズン以外は忘れ去られているようなクリスマスローズも ちゃんと咲く時期を知っていてつぼみをいくつか付けてくれています。こぼれ種からは芽が出て花が咲いて...ビオラとカモミール。すごいなぁ、と思います。小さな小さな種から命がどんどん大きく育ってきれいな花を咲かせて。誰が教えたわけでもないのに、しっかり生きている事を主張して。物言わないお花たちだけど 美しい姿とたくましく生きている姿にたくさんのエネルギーを私たちに与えてくれていると感じます。すがすがしい気持や、優しい気持ちにさせてくれたり なごませてくれたり。こんなに小さなお花たちも地球の上では大事な役目を持っているんですよね。
寄せ植えの写真ではないんだけど。これはビオラです。
2003年02月27日(木) [長年日記]
_ 日々様々に..
昨年11月、JR日暮里駅構内で起こった殴打事件の犯人が捕まりました。被害者は未だ意識不明のまま..。被害者である息子さんにお母さまが「犯人が捕まったよ。」と名前を何度も呼びながら報告されていましたが息子さんの反応はありません。犯人が捕まったのをきっかけに少しでも回復されれば良いのになぁと思います。お母さまの呼びかけが良い方向にと導かれていきますように..。
元ハンセン病患者のある男性が50年ぶりに小学校の卒業証書を授与されました。当時ハンセン病とわかり退学になったのだそうです。偏見とは何て恐ろしい事か、らい予防法によって隔離された人々がどれだけ長い間苦しんで来られた事だろうか..。大事な人生なのにと、どれだけ悔しい想いをされただろうと思います。世の中の事すべて正しい理解がないと怖いです。そして正確な情報と、受け手の私たちが情報を選別していく力を持つ事も大事だと思います。
病院の中で発砲事件、そして看護士さんがひとり亡くなられ、もうひとりも重体。犯人は自らの首を切って重体。あぁこわい。犯人はとりあえずこの病院で治療を受けたらしいですが その治療に当たった医者の心情はどんな
んだったでしょう..。職場の仲間を殺した犯人の治療に当たるのですから胸の中は複雑だったかも。でもきっと医者という使命に燃えられたのだと私は思います。正義感をもって対応された看護士さん、本当に残念な事だと思います。
...毎日、毎日、起きる事件や事故..。心苦しくなる事ばかりです。こう毎日いろいろな事が起こるとなんだか人の神経が麻痺してしまわないかと心配。地球と言う大きな一つの星の上で共に生かされているんだと言う事をおもいだしましょうよー。
今日は春ちゃん達、高等部の作品展示会が郊外の公共施設でありました。春ちゃんのクラスでは「ぬたくり版画」と言って 台の上に絵の具を落とし、手で絵の具を触って絵の具を自由に広げ それを紙に写し取る、と言う作品。春ちゃんのぬたくりはウォールポケットとして完成です。ポケットの部分に春ちゃんの芸術作品が。他にも お友達の手芸、木工品、版画、染めもの、織物..と根気が必要な大作がたくさんありました。頑張る子どもたちの姿が目に浮かびました。
2003年02月28日(金) [長年日記]
_ ドラマとマカロン
昨日、録画しておいた「年下の男」を見た。千華子(稲森さん)の表情がすごくこわ〜い。でもー、ねぇ、あぁいう状況になればあんな恐い顔になるの、すごくわかる。最近、このドラマを見ていると時々ハッとするキーワードやキーセンテンスに出会う。小野小町の生き方について語る伊崎(高橋さん)は 人生について良いものを描いていると思う。渋い役してますねー。今回の場面は京都ロケだったのねー。しかも4日間も。嵯峨、小倉山の中腹にある常寂光寺と、洛北、静市市原にある小町寺。残念ながら両方とも行った事がないのだけれど、是非行ってみたいと思った。嵐山の渡月橋も出てましたね、こちらは何度も行ってますけどね。ハハ、ミーハーネタでした。
今日は用事でデパートへ。店員さんはすっかり軽やかな春の装い。(制服以外の人)私はと言うとダウンコートだし、ロングスカートだし、ショートブーツだし..なんとも重くて野暮ったい感じに思えました。でも世間じゃまだまだ冬だし、仕方ないですね。でもすっかり春ですね、デパートの中は。
春をイメージさせるカラフルなお菓子、マカロン。時々こんな甘
い味が食べたくなります。