へんこつ日誌

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2005年02月14日(月) [長年日記]

§1 着床前診断

もう随分前から議論されている問題ですが、今朝のテレビでまったく別の視点からこの診断を見ている人がいることを知りました。揃って目が見えないご夫婦の考え方なのですが「目が見えないのは個性であって障害ではない」と、ココまでは良くある話なのですが、「子どもは目が見えるのですが、出来れば目が見えない子が欲しかった」というのです。すごいショックでした。そう言う選択もあるのだと思い知らされた瞬間です。

たとえ着床診断したとしても、親には選ぶ権利があるので、健常な子だけを選ぶとは限らない。健常な子なら着床させずに廃棄して目が不自由な子を選んで授かろうとする人も当然の権利だと言うことですね。この権利に対して医師の立場としてどう対処するのでしょうか。たぶん説得するのだと思いますが、それこそ根底に差別があるということの証になってしまいます。

奥が深い問題だけに何が正解かはなかなか決められないと思いますが、ナチスドイツの断種法と同列の扱いになってしまわないよう誰もが目を光らせていなければならない問題だと思いました。

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§1 Nao7 (2005年02月14日(月) 20:52)

難しい問題ですね。私自身は、今も昔も「親に選ぶ権利は無い」と信じています。