へんこつ日誌

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2014年03月22日(土) [長年日記]

§1 NISHIHARAGUITARS

京都は嵐山のひとつ手前、松尾から少し東へ行った梅津にあるNISHIHARAGUITARSさんに行ってきました。

まだ20代の新進気鋭のルシアー、西原悠紀氏の工房。僕のギターを調整してくださったリペアーの柾目ウッドメーカーで西原さんのギターを弾かせてもらって興味を持ちました。京都の人間なので京都のルシアーさんのギターが弾けたら良いなと思ったのも有るんですけどね。

僕とおみさんのギターをもって伺いました。午前中に電話で確認したらこころよく受けていただきました。お昼ご飯を済ませて1時過ぎにお邪魔しました。工房の前に一台分だけ自動車が停められます。

工房には制作中のギターが3本置いてありました。依頼を受けて作っているのが2台と、東京での展示会用に1本だそうです。塗装前のギターも木目が美しいですが、塗装されるとますます引き立つんでしょうね。

僕のギターとおみさんのギターを見ていただきました。僕のギターは西原さんが3年間修行されたメーカーのギターだったので、「何だか嬉しい」と言って観てくださいました。サドル側の弦高はほぼ限界まで下げてあるようでした。ナット側は3弦がこれ以上下げられない以外は少しだけ下げる余地があるとのこと、でも十分このままで大丈夫とのことでした。

おみさんのギターは、ブリッジピンが6弦だけ飛び出ているので調整してもらいました。全てのピンがしっくり納まるようになって気持ちよくなりました。おみさんのギターの弦高はこれ以上ないぐらい低く調整できているのでこれで良いと思いますとのことでした。

僕はギターの材料や作り方調整のことなど興味有ることがいっぱいで何から話しして良いやら迷うばかりでした。とりとめのない話しになってしまってたんじゃ無いでしょうか。おみさんはローズウッドの香りが気になっているようで、西原さんのローズウッドの材料の香りと自分が持参したアロマオイルの香りを比べて話が弾んでいたようです。

西原さんの印象は、凄くまじめにギター製作に取り組んで居られる感じが伝わってくる人でした。5月頃から新天地で広々として工房を構えられるそうです。新しい工房へもちょくちょくお邪魔したいなと思います。夜な夜な京都出身のギタリストたちが集まるそうです。そんなことも楽しみ。

2時間ほどでしたが、非常に濃い楽しい時間を過ごさせていただきました。お仕事もあるでしょうに気さくに付き合っていただきありがとうございました。ずっと応援していきたいと思います。