2000年01月01日(土) [長年日記]
_ 2000年、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
大掃除も片づけもおせち料理もてきと〜にしておきましたが 我が家にもお正月はやってきてくれました。 ところが私には風邪までやってきてしまって... 昨夜はお布団の中で寒気がしてどうもグッスリ休めませんでした。 今朝、お布団の中で熱を測ると38.4度... 昨日より上がってる... こんな時に限って成ちゃんのお目覚めがえらい早くて 仕方なく6時前に起き出しました。 「もうちょっと寝させてよ〜。」とぶつぶつ文句を言いながら 成ちゃんの注入と食事の用意をしました。 せっかくだから初日の出を拝みましょうと窓の外をしばらく眺めていましたが いっこうに空は明るくならず、いつまでもグレーのまま... テレビでは明るいオレンジ色の初日の出がめでたく映し出されていると言うのに... そう、このあたりでは曇りだったのです。あ〜ぁ、残念! 私の熱は最高で39.4度にまで上がりました。 当然初詣も行けず、家の中で届いた年賀状を見たりして過ごしました。 そうそう、私だけでなくて成ちゃんも熱が39.9度まで上がり ポンタールシロップを飲ませてなんとか落ち着きました。 ちょっと緊張が強かったからかもしれません。 さて 明日はきっと元気になってると思います。私のことだから。
2000年01月02日(日) [長年日記]
_ 私の風邪は今日は37度まで熱は下がりました。 成ちゃんも一時的な熱だったようで大丈夫。 ちょっと私の声はガラガラですが今日は隣のNOBさんの実家へと 新年会へと出かけました。 出かけたと行ってもエレベーターで3階から2へ下りるだけなんですけどね。 お鍋を囲んで3兄弟家族が集まり賑やかに過ごしました。 春ちゃんも前回に来させてもらったときは骨折直後で 泣いてばかりで落ち着いて食事ができない状態でしたが 今日は静かにたくさんのごちそうを頂くことができて 私はそれがとてもうれしかったのです。 「春ちゃん、たくさんいただけて良かったねぇ。」と何回も言っていたのですが 家に帰って寝る前の体温を測ると37.8度。 あれ?なんで?でもきっと大丈夫、一晩寝れば下がる! そう信じて休ませました。
2000年01月03日(月) [長年日記]
_ 夕べの春ちゃんの熱は今朝になっても下がらず38度になっていました。 どうやら成ちゃんから私に、そして春ちゃんにも移ってしまったようです。 今日は病院も休みだし、慌てて時間外診察に行くよりはちょっと様子を見た方が良いだろう と言うことで 様子を見ることにしました。 でも熱はぐんぐん上がり 39度などあっという間に過ぎてしまいます。 ポンタールシロップ、アルピニー座薬で解熱していましたが どうも効き目が悪くて あまり下がりません。 仕方なくボルタレン座薬も時間をあけて使いました。 明日は朝一番で診察に行こう、そう決めると明日がとても待ち遠しく感じました。
本当なら今日は私の実家に行ってカニすきを頂く予定でした。 う〜ん、残念!
2000年01月04日(火) [長年日記]
_ 春ちゃんの整形外科の診察予定日でしたが 発熱のため、急遽予定を変更していつもの医大小児科へ行きました。 昨日から高熱が出て 今朝も39.9度。 今日は点滴をしてもらった方が良さそうだなと覚悟して病院へ。 診察では喉も赤くないし咳もなく 高熱のみの症状なので インフルエンザの疑いは大のようでした。 周りにもインフルエンザの患者さんが多いので 長い時間病院にいるより早く帰った方が良いとのことで点滴はしないでそそくさと帰りました。 今の状態だったらとりあえず水分は充分に摂って ゆっくり休んでいた方がよさそうです。 夕方には40.1度まで上がり気が気ではありません。 解熱剤はやはりボルタレンは使わないでアルピニーで行きましょうとのことでした。 夕方から春ちゃんのテンションが上がり ひどい興奮状態になりました。 このままでは寝られそうになく、寝られないと興奮状態も 発熱も ますます状態は悪くなりそうなので 催眠鎮静剤のエスクレ座薬を使いました。 もう寝るか、もう落ち着くかと様子を見ていましたが相変わらず状態なので 今度はメラトニンを飲ませました。 時、すでに0時を回りました...今度は39度のため、再びアルピニー座薬です。 果たして今夜はどうなるのやら...
2000年01月05日(水) [長年日記]
_ 昨夜、春ちゃんはあれだけ睡眠処置をしたのにいっこうに寝る気配なしで、 2時頃に6時間あけての2回目のエスクレでやっと寝ました。 薬責めのせいか 今日は一日中、ウトウトとよく寝ました。 熱は夕方に38.7度まで上がりアルピニー座薬を使いました。 何となく熱も落ち着いてきたかのように見えています。 昨日の泣きすぎで春ちゃんの声はがらがらでひどいです。 咳も少々出始め 痰の絡みのせいで嘔吐しやすいです。 でもだんだん治まっていくでしょう...
今日はNOBさんの仕事始め。 夕方は職場のみなさんと新年会へ。 おいしいおみやげをもらってきてくれてうれしい私でした。
2000年01月06日(木) [長年日記]
_ お正月というのに毎日気まぐれ日記は熱のことばかり... どうもすみません。また楽しいお話しもそのうち書けると思います。
昨夜、隣の部屋でNOBさんと寝ている春ちゃんの愚図る声が 時々聞こえてきて気になっていました。 とは言うものの日頃の睡眠不足のため起き出して様子を見に行くこともできず まぁ、NOBさんがついていてくれるから...とそのまま寝ていました。
朝、「おはよ〜。」と寝ているNOBさんに声をかけて ふと部屋の入り口の足元を見ると お盆に空のプリンの容器とスプーンが... 昼間、食欲のない春ちゃんがお腹を減らしていたようなので 朝方4時頃に食べさせたのだと言います。 NOBさん、ご苦労様。
春ちゃん、食欲も出てきたのだなとちょっと安心したのもつかの間、 夕方6時頃にまた39.0度。 どういうこと?ぶり返したの?心配...
2000年01月07日(金) [長年日記]
_ 七草粥を食べました。
七草とは「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」 を言いますが、毎年あり合わせの菜っぱで作っています。 今年は七草パックというのが手に入ったのでそれを使わせて頂きました。 ある年の七草の日、冷蔵庫には菜っぱ類が何もなくて 買い物も間に合わず、え〜いとばかりに作ったのは 青ネギばかりの七草粥でした。 しかし青ネギはとても香りが強くて あっさりしたお粥にはとても合わず、 まずい七草粥...いえ、青ネギ粥となってしまいました。 これは大失敗!七草は必ず揃えなくても良いと思いますが 何を入れても良いってわけではないですね。それなりの材料でなければいけませんね。
なんとなく平和な日記のようですが実は今朝方も春ちゃんの熱が 40.4度まで上がったので今日も病院へ行きました。 充分栄養も水分もとれていないでの点滴をし、血液検査もしてもらいました。 検査の結果は やはりウイルス感染の跡があり、 筋肉痛による疲労も出ていたようです。 ホッとしたのは脱水は起こしていないので点滴に通うほどではないと言うことでした。 それにしても血液検査でいろんなことがわかるのだなぁと感心しました。
いったん熱が下がりかけたように見えて 再びぶり返す性質を持つウイルスも あるのだそうです。春ちゃんの今の熱が下がればもう大丈夫でしょうとのことでした。 早く良くなって可愛い笑顔を見せてほしいです。
2000年01月08日(土) [長年日記]
1994年6月に起こった松本サリン事件の殺人者とレッテルを貼られ 冤罪の歯車に巻き込まれてしまわれた河野義行さんの書かれた 「妻よ!」・潮出出版 を読みました。 松本サリン事件が起こり 河野さんご一家が被害に遭われ、 その上に河野さんご自身に犯人の疑いがかけられました。 その構造は「警察が作った犯人というレッテルをマスコミが世間に貼っていく...」 と言うものでした。もちろんご存じのように犯人はオウム真理教だったのですが... 河野さんは「冤罪などまるで他人事だと思っていた、 しかし誰もが冤罪に巻き込まれる可能性があることがよくわかった。」と言われています。 その言葉を読んで ドキッとしてしまいました。 「松本サリン事件の河野さん」と言えば今や多くの人が「あぁ、あの...」と すぐわかると思います。 でもあの事件が起こるまでは河野さんはごくごく平凡な暮らしをしておられた いわゆる一般人にすぎなかったと思います。 「マスコミという大きな存在の前では本当に個人の力は小さい。」 とその闘いの苦悩の深さを漏らしておられます。 あふれる情報量、その中で本当に必要な情報は何なのか、 偏った報道で何かを見誤っていないか、と言う見方を 意識していないと とんでもない過ちを犯してしまいそうです。 報道被害に遭ったときの救済処置がしっかりとした制度として 必要であると思います。
意識の戻らない奥さんの澄子さん... でも河野さんの献身的なリハビリの成果でしょう、 少しづつ良い方に向かわれているようです。 愛情と希望を持ってコツコツとリハビリに励まれる姿は私に励みを 与えて下さいました。
そして「どんな人にも悪意と善意の二面性がある、一つの状況の中で どちらの判断をしていくか、私はどんな状況の時にでも善意の判断を していける人間でありたい...」 その言葉にうなずきました。 「幸福は自分の心の持ち方一つで感じられるもの...」
8月に読んだ三浦友和さんの「被写体」に通じるところがたくさんありました。 人間は人生の大きな山を越えると行き着くところはきっと 同じなんでしょうね。
2000年01月09日(日) [長年日記]
_ 明日はハッピーマンデー(なんやそらっ!と言う感じです...)とやらで休日。 よって今日は三連休のなか日。 春ちゃんの熱はようやく落ち着いて来た様子です。 でもけだるそうにウトウトよく寝ます。 冬休みもいよいよ残すところあと明日だけ... 骨折とインフルエンザのために冬休みという感じではありませんでした。 ちょっとのんびりしたいなぁ...
2000年01月10日(月) [長年日記]
_ 明日から3学期が始まります。
なのに成ちゃん、ちょっと熱っぽい... どうしたのかな?大したこと無ければ良いのですが... なんとなく冬休みが終わってしまうのが淋しいです。 春ちゃんの骨折と インフルエンザ騒動で休みもなにも無かったからね。 2人分の3学期の持ち物の準備も大変で なかなか動き出せないでいます。 あ〜ぁ、気分が引き締まらないなぁ...
2000年01月11日(火) [長年日記]
_ 3学期が始まりました。
けど、成ちゃんは熱っぽいのでお休み、 春ちゃんは骨折部を診てもらうためにNOBさんと学校の先生2人と整形外科へ。 成ちゃんと私は「果たして今日はギプスがとれるかなぁ?」と 家で待っていました。 連休明けで病院は混んでいたらしく帰ってきたのは2時頃だったでしょうか、 帰ってきたNOBさんに私の第一声はもちろん、「どうやった?」 NOBさんはすかさず、「お、ギプスとれた!」 ほ〜っと胸のおもりがおろせたような気分でした。 春ちゃんのギプスのとれた細い足を見て 「こんなに細い足にあの重たいギプスががっちり巻かれていたのか。」と思うと ほ〜っとしたのもつかの間、また胸が締め付けられるような想いがしました。 ギプスはとれましたが まだなんとなく壊れ物を触るようで恐いです。
今日子ども達は地域の「おめでとう会」に出席する予定でしたが行けませんでした。 そしたら、おめでとう会からお見舞いにと思いがけないお客様ふたり...? 急に賑やかになった我が家。
2000年01月12日(水) [長年日記]
_ 昨日は春ちゃん、骨折やらインフルエンザのせいか、表情が乏しく笑顔がでませんでした。 夜もお布団に寝させると泣いて寝られませんでした。 ご機嫌をとるためにプリンを食べさせ、メラトニンを飲ませてやっとこさ、寝ました。 今朝もなかなか起きられず、学校はお休みし、成ちゃんだけ登校しました。 昨日の始業式には行けなかったので 今日はたくさんの荷物と一緒に登校でした。 登校..と言っても準備ができて学校に着いたのが11時半。 11時半とは短縮なので下校の時間なのです。 私たちが学校に着くのと下校する子ども達がすれ違い... なんとも滑稽な私たち... でもちゃんとたくさんの3学期用の荷物は運べたし、先生方ともご挨拶できたし、 それにたとえちょっとの時間でも成ちゃんにとっては 冬休みが終わって学校だよ!と3学期のスイッチが入ったと思います。 こうやってぼちぼち冬休みから3学期へと気持ちを切り替えです。 さて 私ももう少し気持ちを引き締めなければ!
2000年01月13日(木) [長年日記]
_ 春ちゃんの左足のギプスは11日に取れたものの 靴下をはかせるときに足首を動かすといやがっていました。 骨折したのは膝のすぐ上なのですが ギプスは太股から足先まで ガッチリと巻かれていました。 ですから足首も固定されてたわけで それが取れて急に動かしはじめると 違和感があるのでしょうか? こんな時は本当に本人の口からどこが、どんな風なのか教えてほしいと つくづく思います。 でも骨折のあとってみなさんからのお話によると、しばらくは痛いようですから 動かしはじめてだんだん筋肉がほぐれてくるのかなぁとも思います。 少し様子を見ることにします。
それにしても最近春ちゃんはテンションが高く、目が上転したり、 夜、寝られなかったり、ボーッとした表情になったりでとって変です... 骨折の痛みや高熱などあまりにも刺激的なことが続いたので 春ちゃんの中で消化しきれないのかもしれません。 今夜も眠剤を使わないと寝そうにありません...
2000年01月14日(金) [長年日記]
_ 最近テレビを見ていて気になること2つ...
1つは遠藤久美子ちゃんの風邪薬のCM。 えんくみちゃんの足下にいっぱいいるあの小さなペンギンちゃんが 可愛くていつもニコニコと見てしまいます。 まさかあんな動きをするペンギンちゃんは実在はしないと思うんですが だったらアレはどうやって撮影しているのかなぁ?と気になっています。 でもあんなペンギンちゃんが私の周りにいてくれたら楽しいだろうなぁ... 2つ目はこれもまた風邪薬のCM。 竹下景子さんが頭を痛そうにすると娘(役)さんが 「いいから休めば...」って言う、アレです。 いいなぁ〜...っていつもうらやましく思ってしまう... 私の娘からもそう言ってもらいたいものです... わたしなんか、39度あろうが働いていたぞ!... な〜んて えらそうに言うことではないのですが、ちょっぴりうらやましく思ってしまいます。 あ、でもNOBさんはちゃんと「寝とけば...」って言ってくれました。 それで充分かな...
2000年01月15日(土) [長年日記]
_ 今日は小正月であずき粥を食べる日です。
朝は炊きたてのお餅入りのあずき粥で1日が始まりました。 今年から15日は成人の日ではなくなり、15日は祝日ではありません。 ずっと 15日はお休みだったので ちょっと違和感があります。 15日というのは暦の上では小正月で、各地ではどんど祭りなど行事なども多いはずです。 お正月気分から抜け出すのにはちょうど良い節目の休日だったのになぁと思います。 「お正月気分から抜け出して気分をリフレッシュして明日から頑張ろう!」みたいな... みなさんはハッピーマンデーとやらで3連休になれば良いと思っておられるのかなぁ? 連休も良いけど、わざわざ長年の慣習をうち破って連休を増やさなければ いけない重大な理由などあるのでしょうか? そんなこと誰が勝手に決めたの?と言う感じです。世の人々の声は あまり聞いてもらえていないような気がします。
2000年01月16日(日) [長年日記]
_ 相変わらず春ちゃんのメンタルな部分が回復しません。 昼間も夜も寝られず、仕方なく夜には眠剤を使っています。 目つきが変だし、表情が乏しいかと思えば大笑い... 普段も刺激が多すぎると寝られなくなってこんな状態に 陥ることはあるのですが 今回はどうも長すぎます。 まだ大泣きにならないのだけが救いです。 明日は子どもを人に見てもらってNOBさんとユーミンのコンサートに行く予定です。 どうか これ以上春ちゃんの調子が崩れませんように、 そして成ちゃんも今の調子を維持してくれますように... 一晩で崩れてしまう事もあり得るので緊張します。 私の気分はもうすでにユーミンワールド(*^_^*) 頼むよ、春ちゃん、成ちゃん!
2000年01月17日(月) [長年日記]
_ 激しい揺れで天井の照明がユラユラと揺さぶられ 今にも落ちてくるのではないかと 何がなんだかわからない中で恐怖の数十秒を味わって5年... 私たちの住んでいる所でさえあんなに恐ろしかったのだから 神戸の人たちの恐怖というのはどんなだったんでしょう。 今年も1月17日が近づくと焼け野原になってしまった5年前の神戸の町が 幾度となくテレビの画面に映し出されました。 灰色と化してしまった焼け野原には 人々の驚愕と恐怖と悲しみと戸惑い... そんな物が渦巻いて目に見えるような気がして今でも胸が苦しくなって 目頭が熱くなってしまいます。 3年前に訪れた神戸の町は大震災があったなんてまるで嘘のようでした。 行き交うたくさんの人々、車、大きな建物、綺麗な道路... でも所々に空き地を目にするとハッとしました。 テレビのドキュメントでは私たちの目には見えないところの神戸の傷が まだまだあると伝えています。 震災当時、何もできなかった私。それは今も同じです。 でも こんな事があったこと、今もその苦しみは続いていること、 それらを忘れないで居ようと思うことと、私には何ができるか考えることは続けようと思います。
当時、どこのテレビ局も今思えば悲惨な町の状況を横並びに映し出しているばかり。 臨機応変に局ごとに交通情報、医療情報、ボランティア情報など 情報を分担する事はできなかったのでしょうか。 まぁ、今だから言えることなのかもしれませんがNOBさんとそんな話をしました。
2000年01月18日(火) [長年日記]
_ ステージの真ん中には大きなグランドピアノ。 黒っぽい衣装に身を包んだユーミンが現れ、静かにピアノの前に腰掛け、 ベルベットイースターの弾き語り...
昨夜の京都会館でのユーミンのコンサートはそんな静かな雰囲気で始まりました。 「FROZEN ROSES」と言うタイトルのコンサートは 昔懐かしいナンバーがたくさん聞けて、 その中に新しいアルバムの中から数曲を織り交ぜて...と言ったものでした。 ジャコビニ彗星の日、NAIGHT WALKER、守ってあげたい、中央フリーウェイ... それらが昨夜の私のお気に入りでした。 「昔、デートでNOBさんとよく聞いた中央フリーウェイを 今は私たちの目の前でユーミンが歌っている...」 と言う何とも不思議な想いで聞きました。タイムスリップとでも言うのでしょうか... それにしてもユーミンはパワフルでスリムでいい! NOBさんの影響で聞き始めたのでそもそも大ファンと言うほどではなかったのですが 年々、ユーミンの温かさがわかってきたような気がして惹かれています。 夫婦で音づくりをしてたくさんの喝采を浴びて... 「生まれ変わったらユーミンになる!」などと妙なことを言っている私です。
それにしても今回こうやってコンサートに行けたのは 子ども達を見てくださった人たちのおかげ、調子を崩さずにいてくれた子ども達、 いろんな人たちのおかげです。ありがとう!
久々に出かけた京都の夜...
2000年01月19日(水) [長年日記]
_ 小児科の診察日でした。
春ちゃんの調子の悪さはまだ続いていて夜は寝られず、 昼間はテンションが高い...と言った様子。 考えられることは 骨折の痛みや恐怖、インフルエンザの高熱など たくさんの強い刺激が重なりすぎたことが1つ、 もう1つはデパケンシロップ(抗けいれん剤)を減量していること、 この2つが原因としてあげられます。 今日の診察でデパケンをとりあえずもとの量に戻すことになりました。 さて、これでもとの春ちゃんに戻るでしょうか... 成ちゃんは診察で「ちょっとゴロゴロしているね。」と言われました。 そうなんですよね、ちょっと痰が絡む感じ。 これ以上ひどくならなければいいのですが。
2000年01月20日(木) [長年日記]
_ 春ちゃんは昨夜は眠剤を使いはしましたが 今までよりスムーズに寝られたようでした。 昼間もここ最近の中では表情もましになっていました。 このところ、昼寝さえできませんでしたが 今日は自力で ウトウト眠る事ができました。 夜も眠剤無しで寝られました。ヤッタ!
昨日の診察で処方されたお薬を受け取りにNOBさんが行ってくれました。 今回から院外処方となり、病院のすぐ隣の大阪薬大の薬局で受け取るように手続きをしました。 NOBさんがお薬を受け取りに行っていろいろなことを質問すると とても丁寧に説明してもらえたようでした。 処方された薬を受け取る場所を一カ所に決めることによって 異なる医療機関で出された薬を 院外の薬局によって飲みあわせなどの チェックをしてもらえることが一番のメリットでしょうか。 全国的にこの制度が徹底できればとても意味があるのではないかと思います。
2000年01月21日(金) [長年日記]
_ 昨夜あたりからずいぶん冷え込んで
今朝は雪でも積もっていればいいなとちょっとだけ思いながらカーテンを開けました。 でも雪はありません。 雪が積もった朝というのは 窓の外から部屋に差し込む光が イヤに明るいんですよね。そんな気配もなかったし...
成ちゃんは熱が38度あたりをウロウロし 喉もゴロゴロするしどうやら風邪らしいです。 春ちゃんは少しずつ自分のペースを取り戻しつつあります。 1人が良くなったと思えば今度はもう1人が...と言う調子で 私はいつまで経っても 気が落ち着かないゾッ! 早くふたり揃って元気になっておくれよ〜!
2000年01月22日(土) [長年日記]
_ 昨年末から色々あって落ち着かなかった春ちゃん。 どうやらやっと落ち着いてきたようで目つきや表情が元に戻ってきました。 夜もお薬無しで眠れるようになりました。 昼寝もしてるし、穏やかな我が家が戻って来つつあります。 ちょっと風邪気味を覗けば... この日を待っていたのだよ、春ちゃん!
2000年01月23日(日) [長年日記]
_ 数日前に京都市内でタクシーに乗ってなんの話からか 運転手さんと一澤帆布(いちざわはんぷ)のお話しになりました。 最近の旅行客と思われる女性は「一澤帆布まで。」と言われることが多いそうです。 一澤帆布とは知恩院前にある帆布を使った手作りのバッグ屋さんです。 そもそもは職人さんの道具入れなどを作っていたそうですが だんだんと学生の間で「丈夫、修理をしてくれる。」と言う口コミで人気が出始め、 最近ではファッション雑誌にも紹介されるようになりました。 その影響もあり 日曜日などは店内ひしめき合うほどのお客の入りだそうです。 確かに丈夫なのはうなずけます。 なぜならNOBさんが27年ほど前に愛用していた一澤バッグはいまだ健在。 でもさすがに色ははげてしまいました。 このころは 今のような刺繍のタグではなく 一澤帆布のハンコが押してあったのだそうです。跡形もないですが...
私は今、ここの腕時計がほしい... 文字盤に一澤帆布のロゴが入り、電話番号まで入っているのがおもしろいのです。
2000年01月24日(月) [長年日記]
_ 先週、成ちゃんは風邪気味だったために月曜日だけしか登校できませんでした。 大したことは無くて良かったのですが 久しぶりに登校すると ちょっと様子が違ってきて 下校後、家ではぐずってばかりで困りました。 抱っこしていればおとなしいのですが 寝させると起こります。 私だって夕飯の準備やたくさんの用事があるので 泣いていようがしばらくはほうっておくのですが それはそれはすさまじい鳴き声に観念して抱き上げます。 あまり泣かせておくとそのために熱が上がったりもしますから。 抱っこしてジュースを少し飲んでみたりプリンを食べてみたり... やっぱりちょっとリズムが乱れると成ちゃんの中で いろんな思いやイライラみたいのものがふつふつと湧いてくるのでしょうか。 そんなわけで今日も(?)ゆっくりと夕飯の準備ができませんでした。 活躍してくれたのは冷凍の焼きビーフン。レンジでチンしてあっという間にできあがり〜。 まぁ、仕方ない。できるときには存分に料理の腕を振るうといたしましょう。
2000年01月25日(火) [長年日記]
_ 成ちゃんの主なカロリー源はチューブからの注入に頼っています。 注入の他に口からも食べる練習をしていて それが少しづつ増えています。 とは言っても 一食のうちの一品につき大さじ一杯食べられたものが2〜3品程度なのですが。 それでも一品につき 2〜3口なんて言ってた頃とは進歩です。 今日の給食の中で成ちゃんは「添え野菜のノリの佃煮あえ」... とやらがお気に入りだったとか。 家ではノリの佃煮はほとんど食べさせていないから 「あら、そうだったの〜?」と その意外さにちょっと驚きました。 そして春ちゃんも「酢の物風キャベツ」をよく食べたとか。 春ちゃんって酢の物は嫌いかと思っていました。 親の思込みはいけませんね。 こんな時、改めて給食の良さを感じます。 この子はこれがダメだから...と決めつけてしまいがちですが いろいろと試してみなければいけません。 たぶんこれは食べ物のことだけに限らないのでしょう。 子どものいろんな面に関して親が決めつけてしまっている事って多いのかもしれない... ちょっと反省してみないとね。
2000年01月26日(水) [長年日記]
_ 朝から成ちゃんはグビグビと空気をたくさん飲んで気が気ではありませんでした。 普段から空気を飲みやすくて気になっているのですが 痰の絡みやすいこのごろは特にゴックンが多いようです。 朝から落ち着かない様子で 登校のために乗り込んだ車の中で 激しいゲップと共に嘔吐してしまいました。 あ〜あ...あんなにゴックンと空気を飲むから... それにしてもこれ、少し前のように私1人の運転だったら大騒ぎでしょう。 今はNOBさん運転で私が成ちゃんを抱いて春ちゃんはチャイルドシートに座って行くので なんとか対応できるのです。 いつかはまた成ちゃん1人でチャイルドシートに座れるようになるだろうと 希望はずっと抱いています。 毎日仕事の時間を子どもの登下校に割いてくれてるNOBさんにも感謝しています。
今日の春ちゃん、自分のくしゃみに驚いたのか急に 「はははっ!」って大受けでした。 ハデ〜なゲップをしたあとも自分でおかしかったのか 「ケラケラ」笑ったことがありました。 思わずその笑いをみて私も吹き出しました。
2000年01月27日(木) [長年日記]
_ 成ちゃんの11才の誕生日。
夜におばあちゃん一家を招いてみんなでお鍋を囲みました。 我が家だけでお鍋をすることはまずありません。 NOBさんも私も1人ずつ子どもの食事を担当するので お鍋の「おもり」をする者がいないこと、 子ども達の食事の量はしれていますし、 我が家でお鍋をしても盛り上がりにかけますしね。 そんなわけで我が家でお鍋を囲むことはとっても久しぶりで楽しかったです。 ちなみに今日は豚の水炊き。 お味噌で味付けをしたつくねはおいしかったです。 ほこほこ、温かいお鍋をいただいて バースデーケーキにろうそくを立てて「なるちゃん、おめでとう!」 楽しいひとときでした。
2000年01月28日(金) [長年日記]
_ 教室に子どもを送り届けると見慣れない若い女の人。 大学から実習生として来られているとのこと。 そう言えば昨年も来られていました。 実習生で勝手が分からず何となくぎこちない感じで教室におられました。 でもすぐに成ちゃんに声をかけてくださってご挨拶。 春ちゃんのクラスの実習生はとっても元気でスポーティな感じ。 最初はお互い、おっかなびっくりって感じですがにどんな風に接していくのかなと楽しみ。 若い人たちが実習を通して感じ取ったことが これからの彼女らの生きていく道でどうかパワーとなりますように。
2000年01月29日(土) [長年日記]
_ 土曜日か...
ちょっとだけ一週間の疲れがでてきてしまったようで 朝の登校準備のバタバタを乗り切る元気が出なくて 今日は春ちゃんも成ちゃんもお休みすることに... 「すみません、母のお疲れ休みと言うことで...お休みしますので...」 担任の先生に電話しました。 毎朝の登校準備、結構気合い入れてしないと時間がかかって仕方ないのです。 時にはさぁ出発!というのに嘔吐してもう一度お着替え... なんて言うこともあるのです。 そんなときは「もー、ヤーッ!」の世界...
まぁお休みしたところで楽になると言うわけでもなく 相変わらず成ちゃんはぐずぐず言って私の手をすぐにとるし、 あっという間にお昼ご飯の用意をしなければならなくて どちらにしても忙しいのには変わりないのですが。 でも今朝は時間に追われながらバタバタする気にはなれなかった...
2000年01月30日(日) [長年日記]
_ 春ちゃんのクラスと近くの中学校の2年生14人ほどとの交流会が あさってにある予定です。 「40分間のうちの20分間ほど お母さんから春ちゃんのおいたちなどについて お話しをしてください。」と担任の先生から言われていました。 数年前に小学校の6年生に春ちゃん成ちゃんの生い立ちや感じてきたことを お話しした事があってその原稿が残してあったので 今回もそれを元にして中学生向きに手直しをしようと思っています。 ずいぶん前から担任の先生からそのお願いは聞いていたものの、 なかなか準備ができなくて焦っています。 今日、大まかな筋はできましたが細かい表現などについて もう少し訂正したいと思っています。 しかし20分で収まるかな?ちょっとオーバーするかも... 時間測っておかなければいけないのに そんな余裕があるのだろうか... 大丈夫かな...ちょっと心配...
2000年01月31日(月) [長年日記]
_ 2000年最初の月が終わりました。
なんだか1月はいろいろなことがあって ふと思えばまだたったひとつきしか経っていないなんて嘘みたいです。 2000ねん、2000ねんって世間が大騒ぎしていたのも もうずーっと昔のように思えます。 2000年...この区切りに私がこうやって居合わせることができたのは なんだか縁みたいなものを感じることはできますが でも私の中ではそんなに大きな出来事でもないかんじ。 記念すべき2000年1月1日!と言ったって 毎日がその日限りの貴重な1日なんですよねぇ。 そんなことを言ったらおもしろくないヤツ、ですかねぇ...? さて 明日(日記上では)から2月。 毎年2,3月あたりから加速度的に日々が過ぎていく感じがします。 そして6月頃にちょっとだるめの日々が続き 気分はそわそわするけど体が着いていかない夏へ... 夏のことはその時になったら考えることにして...
2月!なんとか日記を追いつきたい... と言っても時すでにとっくの昔に2月に突入しています。 何も無理して毎日書かなくても...と思って居る方もおられるかもしれませんね。 でも私の場合はそこの所を許してしまうと 例えば2日置きが3日に、そして4日に、 と言う具合にルーズになりやがて日記は消滅してしまうおそれが多分にあるので そこの所はしがみつくようにしてしぶとく毎日を書きつづって行く所存でございます。どうぞご理解を。 などとくだらないことを書いているうちに1月も修了。ちょっと肩の荷が下りた気分です。 笑ってやって下さい。