2014年12月06日(土) [長年日記]
_ 秋の聴竹居
昨年の夏に天皇皇后両陛下が自ら見学を希望された大山崎の聴竹居を見学しました。
普段はあらかじめ見学予約が必要で1000円が必要ですが 29日は予約無しで500円で30分間の説明付きで入ることができました。
聴竹居は昭和3年に建築家 藤井厚二氏によって建てられた住宅。 このころからいわゆる、システムキッチンの原点とも言える台所の造りであったり、日光の差し込む角度によって作り付けの棚を計算されていたり、床下の風の流れを利用した空調、見せない収納・・などなど、巧みな設計をされていました。
言ってしまうと、おしゃれ、シンプル、モダン・・ なんですが、説明係の方が言われるには 普段は1時間かけての説明なので、30分ではとても説明しきれず心残りなんです・・ と、おっしゃるほど見どころ、聞き所があるので 私のこのような拙い説明ではとてもとても語り尽くせない、それはそれは手のこんだ建築物となっています。
天皇皇后両陛下がわざわざご覧になりたいと思われたワケがわかるような気がします。
とにかくよく考えられているのです。(ほんとに拙い文章・・)
室内の撮影は禁止でしたので外観を。 庭は紅葉がとてもきれいでした。 普段は庭も無断で見学できないようです。
日本の風土をよく考え、日本に合った住居。 古き良きものが 今も実は古くなく息づいていると言う感じでした。
ご希望の方は予約して見学できます。 http://www.chochikukyo.com/contact/index.html
_ [はるなる]ありがとうの想い
今日も今どきのツールでいろんな人と繋がってお話しできたり、「いいね!」をもらって 励まされたり嬉しくなったり、誰かを想ったりしながら一日が過ぎました。
こんな場所があることで、どれだけ気持ちが救われていることかと改めて思います。
春ちゃん成ちゃんが空へ旅立ったあとも 今だふたりが繋がりを作ってくれていてその不思議や 人と人とのご縁をしみじみと感じて涙が出ます。
さりげない会話ややりとり、また、心の奥深くをさらけ出せる人にも出会うことが出来たこと・・・ いろんな人に支えていただいているなと感じます。
さりげなく 支え、支えられ・・。
それぞれ抱えているもの、乗り越えようとしているもの・・。 いろいろあると思いますが、 人と出逢うこと、また美しいものに出逢うことで ハッと気づきなんとか進んでいけることもあります。
出逢うことができてありがとう、今日はそんな気持ちが改めてわき起こっています。 私もまた みなさんが幸せに過ごされるよう心を遣っていけたらと思います。