2002年04月01日(月) [長年日記]
_ 4月と言えば..
4月と言えば教職員の異動が新聞にデカデカと発表されます。まだその新聞の異動の見方についてよく分からなかった頃、母はいつも新聞を大きく広げて細かい文字を熱心に眺めては「あ、○○先生、××校へ異動やわ。」などと教えてくれたことを思い出します。そして今日、子どもたちの先生が異動されていないか、またはよく知っている先生の名前がないかどうか、新聞の文字に釘付けになっている自分はまさにあの頃の母と同じ。悲しいことに はるちゃんがお世話になった先生はよその学校へ行かれてしまうことになりました。はぁ...そうかぁ..。昨年度はなるちゃんのたびたびの入院もあり、なかなかはるちゃんの事についてじっくり話し合うことも少なかったので今お別れするのはなんとも心残りです。また新しい先生と..となると早くなじんでくれるか心配。
この時期は別れと出会いがいっぱい。でもこれを繰り返しながらそれぞれの世界を広げていくんですよね。新年度も良い出会いがたくさん待ってますように。
2002年04月02日(火) [長年日記]
_ エル・ア・ターブル
「エル ドニチェフ」の購読期間が終了したのに ドニチェフが新たに「エル・ア・ターブル」と、装いを新たに私の元に送られてきました。購読継続の手続きはしていないのに...、それとも私の思い違いでもう一月分あったのかな?と考えてみたけどやっぱり購読期間は終了しています。これは間違いで送られてきたんだ、ひょっとしたら仕方なしでの継続手続きを狙って?などと勘ぐりながらメールで「誤送付について」などと言うちょいと辛口のサブジェクトで送ることにしました。でも年間購読は一旦中止しようとは思いつつ、今月号に関しては買ってみようかなと兼ねてから思っていたので 「今回に関してのみ、買い取るので振り込み用紙を送って下さい。」とも書いておきました。その返答は...「場合によっては購読継続の手続きが遅れておられるかもしれないと言う想定で 送らせて頂いております。」とのこと。と言うことはこの本は頂ける!?「お振り込みの必要はございません。説明不足で失礼いたしました。」とのことでした。思わぬ返答にニンマリの私。と共に、「誤送付」などと書いてしまったことがちょっと心に引っかかったのでお礼と共に失礼しました、の一言を送りました。
2002年04月03日(水) [長年日記]
_ 誰かと思えば..。
昨日のことなのですが 洛西高島屋にクッチーナ・フェリーチェが 入ったと言うことなので出かけてみました。ほぼ半年ぶりに来た高島屋はあちこち模様替えしていてちょっとした浦島太郎状態の私でした。クッチナー・フェリーチェはさすが、憧れのキッチングッズがいっぱい。ほしいものもいっぱいあるけれど 見ているだけで楽しめます。今日はブルーのストライプのギャルソンエプロンを買いました。グリーンもよかったなぁ〜。どちらもこれからの季節に爽やかな感じ。どれくらいここにいたでしょう、そして売り場を何周したでしょう(^^;)、時間に余裕があるわけでもないので急いで他の買い物を済ませて帰ろうと、出口へ向かうときになんとなく優しげな視線を感じてよく見ると、なんとそこには短大時代の友だちがいました。「いやぁん〜、おみ〜、相変わらず変わらへんわぁ。」って。
その友だちはいわゆる転勤族なのでまず、こんなところで会えるはずはないのです。会ったのは何年ぶりでしょう。お子さんが春休みなので実家に帰ってきたのだそうです。懐かしくて、いっぱい話したいことがあったのですが急いでいたので「また会おうね!」と、ちょっと後ろ髪を拭かれる想いで帰りました。ゆっくり話は出来なかったけど 元気にがんばっているんだなって言うことがわかってうれしく思いました。
2002年04月04日(木) [長年日記]
2002年04月05日(金) [長年日記]
_ [料理] ふわふわの鶏団子
料理のちょっとしたコツを押さえてしっかり作ると 出来上がりはひと味違ったおいしさになります。本当にちょっとしたポイントがお料理の味を大きく左右すると言うことを教えてくれるのはテレビでやっている「上沼恵美子の おしゃべりクッキング」です。最近ここで紹介されたレシピの中でおいしいと思ったのは鶏団子の南部煮です。主な材料は鶏ミンチと春キャベツだから経済的で簡単に手に入る食材です。この料理のポイントはとにかく鶏ミンチをこれでもか!と言うくらいによく練ることなのです。練って練って、できあがった鶏団子はそれはそれはふわふわの口当たりの優しいお団子にできあがります。練り方が足らないと ぼそぼそして口当たりが悪くなってしまいます。このお団子ならはるちゃんもむせることなくおいしく食べられるようです。おすすめです。
2002年04月11日(木) [長年日記]
_ [はるなる] 新学期ですが..
日記、とびます。8日から新学期が始まりましたが 今週いっぱいは短縮授業で給食もなく、11時半帰りです。我が家の場合、朝の登校準備に時間がかかって子どもたちを学校に送りとどけるのが10時半頃になってしまいます。この調子だと送っていってもすぐに下校で親も家に帰る時間もないし ただ慌ただしいばかりなので いっそのこと春休みを延長して来週から登校することにしました。ちょっとの時間でも無理して行って方が良いのか、のんびり焦らず過ごした方が良いのか、難しいところなんですが。ここんとこ、あいかわらず寝にくくて不機嫌な はるちゃん。泣くことが増えてきたなるちゃん。なかなか毎日大変です...。
_ ベランダカフェ
ベランダ、一時はお花の墓場のような状態になってしまっていましたが 最近は春らしくきれいになってきました。もうちょっときれいに片づけて、お花の世話もがんばってきれいにして ちょっとしたお茶などを飲めるようなテーブルと椅子を置いて、ベランダカフェなどどうでしょう!なかなか今の私の状態では友だちとお茶などしに出かけることも出来ず、毎日家の中で悶々と暮らしています。たまのお出かけは時間を気にしながらスーパーへお買い物オンリー。
それなら 友だちを招いてベランダカフェで ペチャクチャおしゃべりしたり 食べたり飲んだり。いいね〜♪それならちょっとした「木もの」も欲しいところです。最近人気なのは庭木やコンテナで「レモン」を育てることなのだそうです。花は年3回咲き、実がなりやすく、しかも出来たレモンの実は安心して一番香りの良い皮まで使えると言うことに魅力があるようです。よし、そうしよう、レモンにしよう。緑の葉っぱと黄色いレモンの実。さわやかですね〜、いつかベランダをなごみの場にしよう。でもすぐヨコを走る新幹線と阪急電車はどうしようもないなぁ..。それも一つの景色として楽しむとするか..。
2002年04月16日(火) [長年日記]
_ [成ちゃん] 外科の診察日
なるちゃんの外科の診察日でした。今日はなるちゃんの担任の先生も学校生活での注意点などを主治医に聞いておきたい、と言うことで一緒に病院へ行きました。病院へ行く途中、あちこちの花がきれいなこと!あるお家の玄関のフェンスは緑に覆われ、緑の中に黄色い花がたくさんさいていました。たぶんあれはモッコウバラをフェンスにはわせているのだと思いますが、少し離れたところからもとても見事な咲きっぷりがとてもよくわかりました。あそこまで育てるには時間と手間がかかったと思います。大変だろうけれど、とてもきれいだったのでうらやましいなぁと思いました。
さて診察の方は 特に大きな問題はなさそうです。ただ胃ろうの肉芽は相変わらずで、これ以上はよくならないかもしれない、こんなものなのかもしれない、と言うことでした。肉芽があるためにお風呂もなかなかままならずにいましたが あまり神経質にならずに..とのことでした。そして今日は先生からショッキングな話が...。来月の中頃から一年ほど留守にしますと...。どうやら遠いところへ出張されるようです、そう、海の向こうへ..。留学なのかな?あ〜ぁ...。
せっかくなるちゃんの調子がやっと、安心できるようになってきて 定期診察では先生とも親しみを持って(..という言い方も失礼なのかもしれませんが)話せるようになってきたのに、とても残念です。ずっと見てくださっている先生がおられると言うことは やはり私たち患者にとっては病院という場で とても大きな「安心感」なのです。次回から要領よく診察を受けられるか気がかりです。先生もどうかお元気で、頑張ってきてください。
2002年04月17日(水) [長年日記]
_ [はるなる] きょうは 小児科
昨日は外科の診察、そして今日ははるちゃん なるちゃんの小児科定期診察でした。今日も春の花がいっぱい咲いている道を楽しみながら病院へと向かったのですが なぜかなるちゃんは車の中で機嫌が悪くてちょっと困った...。病院に着いて小児科で順番を待っているときもずっと泣いていました。暑いのかな?筋緊張が強いので股関節か、あるいはどこかの関節が痛むんだろうか?それとも何か気分的な理由があるのか?様子を見ていてもよくわかりません。
そうこうしているうちにはるちゃん なるちゃんの名前が呼ばれて診察室に入りました。なるちゃんは退院してから教授先生の診察に来るのは初めてだったので 「こんなに元気になりました〜♪」って、調子良くご挨拶をしたかったのにあまりに泣いていてそれどころではありませんでした。胃ろうチューブが入っている部分がどうかなってしまったのか、っと思ってベッドになるちゃんを寝かせてお腹を見ましたが変わりはありません。診察でもわからなくてとりあえずしばらく様子を見ることにしました。なるちゃんは不機嫌な他は特に変わったことはなくいつものお薬をもらうい、はるちゃんは前回とは違う眠剤を処方してもらいました。
帰り道、なるちゃんは疲れたのか ウトウト眠っていました。帰ってからもしばらくは寝て落ち着いてきました。でも夕飯の頃にはまたグズグズ...。なんでかなぁ..。心当たりと言えば 足の付け根が赤くなってしまっていること。これが原因なのかなぁ..?出来ればこれが原因であって欲しいです。もっと他の重大な何かが起こっていてはイヤだもの。明日は機嫌よくなってくれますように...。
2002年04月18日(木) [長年日記]
_ [ブック] ハッピーエブリデイ/廣瀬裕子/大和書房
久しぶりに読んだ本のご紹介。なるちゃんの入院中も 数冊読みましたがそれはまた改めてピックアップしてご紹介します。先日読んだのは「ハッピーエブリデイ」廣瀬裕子・大和書房。帯の紹介文には「まいにちが楽しくなる工夫、それは自分でしないと誰もしてくれない。」(抜粋)とありました。そうそう、気持の持ち方ひとつで楽しくも、つまらなくもなるもの。それは私の生活の中でのキーワードでもあります。よく考えてみればNOBさんの影響もすごく受けて今の私があるんだとも思います。朝起きて「さぁ、今日も楽しい一日が待っている♪」と思うと不思議と心の底からそう思えてきたりもします。そう言うワザって年齢を重ねるたびにしっかり身に付いて来ているように思います。...ってことで、この本を見つけたときに私の中にすーっと入ってきてパラパラとページをめくっていくとますます元気になれるような気がしました。私のハッピーエブリデイ、そしてさらに廣瀬さんのハッピーエブリーデイが加わってますます元気な私が出来上がりです。
2002年04月19日(金) [長年日記]
_ [ブック] 森の本/ネイチャー・プロ編集室/角川書店
あ゛〜...なんてこと!あ゛〜...消えてしまった...。と、言うことで先ほどかなり思い入れをして書いた日記を消してしまいました。内容は最近読んだ本、で数冊分を書いたのに..。ショックです。でももう一度、気を取り直して書いてます。でもやはり同じ事は書けないし、書く力も失せてしまってます。で、一冊だけ、特に印象的だった本を取り上げます。他の本はまた元気がでたら..ってことで。
なるちゃんが入院中に本屋によって買ったのが「森の本」ネイチャー・プロ編集室、角川書店。病室で読むのに、軽いタッチで気持ちのよくなりそうな本を求めてこの本を買いました。一言で言うと深い森の美しい緑とその中で生きる動物たちの写真、そして短いコメントが集められた内容です。きれいな緑、そしてそこでの生き物の営み。ページをめくっていくたびになんだかきれいとか美しいとか、そんな一言で言い尽くせないような不思議な印象を抱くようになってきました。たくましい樹木。110メートルもあるレッドウッドの一日の水分の蒸発量はお風呂一杯分にもなるんだとか、そしてその水分を補うために地面から水を100メートル以上も吸い上げるのです!それは樹の力だけでなく 水の「くっつく、引っ張る」という性質のおかげでもあるのだそうです。
生きる、ただ必死に命を守る、命の限り生きて 命を繋ぎ、育む..。そんな一連の壮大な流れを感じて胸がドキドキするような想いでした。自分の心を癒すために買った本でしたが、意外な想いを抱き、なるちゃんの看病をする私にとって とても力を与えてくれた本となりました。
2002年04月20日(土) [長年日記]
_ 旬に竹冠で「筍」だよ〜
昨日の日記に写ってる私の手。なんだかプックリ、まあるく写ってる...。本当はもうちょっとほっそりさんなんですけどね。なんて、弁解がましいですね。
今年も筍の季節になり、ありがたいことにあちこちから頂いて、季節のお味を満喫しています。今年はお花が早いように、筍も早いようです。このあたりの筍は 白くて柔らかくて、アクが少なく、湯がくときによく使われる灰汁抜きのための米ぬかなどは必要なく、ただの水からで充分です。小さい頃はおじいちゃんや父に連れられて筍堀についていったこともありました。お天気の良い日の竹藪というのは笹の間から差し込んでくる太陽の光がキラキラ光り、たいへん美しいと幼いながらもウットリしていたのを憶えています。また、おじいちゃんや父が長靴を履いて 「ほり」を使って筍をほりあげる姿がたくましかったのもよく憶えています。その頃から長靴がしっくり似合う男の人ってたくましくていいなぁと思うようになったのかもしれません。
頂いた筍は、筍ご飯、若竹煮、若竹汁、土佐煮、つくだ煮、などになりました。他には昆布と炊いたり、刺身、イカと筍の木の芽合え、すり下ろし揚げなどもおいしいです。
2002年04月21日(日) [長年日記]
_ [はるなる] 早くリズムを戻したい
ネットへの私の出没が増えると「あ、調子良さそうね。」って思ってくださると思います。もちろん、その通りの時もあるのだけれど、まったく逆で 姫達のご機嫌が麗しくない時も ネットへの出没率は上がるのです。とりあえず「抱っこ」しなければならない場合は、ほかに出来ることと言えば、本を読むかテレビを見るかネット。と言うわけで、最近日記の更新がはかどっている(と言えるかどうかはちょっと疑問ですが)のは、さて、調子が良いのか悪いのか・・・(-_-;)お察し下さいませ。
さて先週、やっとこさ自主春休みも終了し、ボツボツ登校しはじめた我が家です。はるちゃんだけの登校なのですが そのはるちゃんもまだ睡眠のリズムがイマイチ。とにかく出来るだけ学校へ行って生活のリズムをきちんと取り戻さなければと思います。来週あたりからなんとか本調子に戻ってほしいものです。
なるちゃんは家庭訪問をしていただきながら まずは先生に心を許せるようになって学校へ行っても安心出来る場を確保することからです。できればなるちゃんも週に2回くらいは学校へ行きたいなぁ。でも相変わらずのこの不機嫌、いったいどうしたんだろう?どこか痛いんだろうか?と思いきや、こりゃ、なんて事なさそうだなと思ったり・・・。そろそろ家の中ばかりにいることにあきあきしてきたのかな?早くご機嫌をなおしてよ〜。のんきな日記書いたり、お気楽そうにみえるかもしれませんが けっこう私、つかれてます・・ふぅ・・。
2002年04月22日(月) [長年日記]
_ [春ちゃん] はるちゃん、寝てよ〜。
昨夜、はるちゃんはどうやら寝ていないらしい。ちょっと赤くなった目と表情から見てわかります。(はるちゃんは普段NOBさんと寝ています。私はなるちゃんと違う部屋で寝ています。)でも昼間に良いリズムで過ごさないとますます不調の深みにはまってしまいそうなので がんばって登校しました。学校でも昼間はたくさんの刺激を受けられるようにと お散歩へ連れていってもらったようです。先生方もなんとかはるちゃんの調子が戻るようにあれこれ考えてくださっています。でもまた学校から帰って来るなりグズグズ。機嫌を直してもらおうとプリンを食べさせてもいっこうに治りませんでした。今夜もお薬を使って寝ました。さぁ今夜はグッスリ眠ってくれるでしょうか..。
2002年04月24日(水) [長年日記]
_ おしゃれ工房
昨年の母の誕生日プレゼントにと、NHKの「おしゃれ工房」のテキストの定期購読をプレゼントしました。毎号、母の元に届くたびにメールか電話で「届きました、ありがとう。」の連絡が来ます。そして私も見せてもらいます。毎号、手作りやら、園芸やら、おしゃれやら、楽しくてためになる話題がもりだくさんです。今日、我が家に来てくれた母からもらったのは 携帯ストラップ。もちろん、おしゃれ工房のテキストを見て作ってくれたものでした。ビーズの可愛いお人形のストラップです。母にはいろいろ作りたいモノがたくさんあるようで、とても忙しそう。でもとても楽しそうな忙しさです。上手に私たちからのプレゼントを活用してくれていてとてもうれしく思いました。
2002年04月30日(火) [長年日記]
_ うちに食べに来ない?
昨日のNHK「きょうの料理」は「うちに食べに来ない?」という特集で玉村豊男さんご夫妻が料理家の山本麗子さんを招いて手料理を披露されました。畑で取れたての野菜を使っての手料理、そして贅沢にも自家製ワインで乾杯。素朴な空気の流れる長野の土地で気の合う友と語らいながらの食事はとてもおいしそうで、楽しそうでした。そして今日は、山本麗子さんが玉村豊男さんご夫妻をお招きされてのお食事会。山本さんも長野でお野菜を作っては新鮮な食材でお料理されるという、なんてうらやましい生活。山本さんは餃子などの中華料理を披露されました。おしゃべりしながら作っては 時々できたてをちょっとつまんでは口へ..。あぁ、楽しそう!気の合う友とおいしいひととき..。我が家とは環境も、料理の腕前も違うけど、こんなまねごと、できたらいいな。
♪ 高橋繭子 [広瀬裕子さんの大ファンだし優しく楽しくうれしく障害者向けの本を読んでいますが、ご本人さんのようにエッセイ詩集作家にな..]
♪ おみ [前向きになれるうれしい本ですね。]