2014年07月04日(金) [長年日記]
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_ [はるなる][お花]お父さんが育ててくれましたよ
ベランダでガーデニングを始めたのは私。
なかなか寝付けない娘たちが少しでもやすらぐようにと ラベンダーを育てて寝室に飾りたいと言う想いからでした。
今から思えば気の長い話ですが あらゆる手段でなんとかしたいと思っていました。
そんなラベンダーから育て始め、次々といろいろな植物を育てていました。 でも虫が苦手で、遭遇するたびに放り出したり、雑草だらけにしたり、枯らしたり・・。
夫はそんな私を「なんちゃってガーデナー」と呼び、「そんなんではガーデニングは10年早い」などと申しておりました。
まったくガーデニングに興味が無い夫でしたが、春ちゃんが天国に逝ったとき、家でカサブランカを育てお供えできたらいいなぁ・・なんて言う話がきっかけだったと思います。
それから夫は私を差し置いて(?)わが家のガーデナーとなりました。
私と違って夫は仕事が丁寧。 いろんな花を大事に育ててくれるようになり、私は咲いた花のタイミングを見計らって切り取り、お供えしたり、お仏壇の部屋に飾るようになりました。
今年はどういうわけか全般的に花の育ちが良くなくて、ひまわりも小さく育ちました。 桔梗は大きな植木鉢に植え替えたおかげかたくさん咲きました。
今日はひまわりと桔梗を切って花瓶に挿して飾りました。 いつも切るときにこのまま咲かせてあげたほうがいいのかなぁとちょっとためらうのですが、切ってお仏壇周りをきれいに飾ってあげれば 春ちゃん成ちゃんもきっと喜ぶと納得して切り花にします。
そして、仏教用語に「散華」と言って、花びらをまき散らしながら仏様を供養すると言う意味があり、仏様にはお花は欠かせないモノ。
なのでいつも新鮮なお花をお供えしておきたいなと思います。 せめて、今の私たちが出来ることですね。