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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2015年01月22日(木) [長年日記]

_ [はるなる]命はずっと輝く

ずいぶん前の写真ですが、奈良へ行きました

春ちゃんが養護学校でお世話になった先生からメールが来ました。(今は退職されています。) 先生は近々、日頃練習されていることをステージで発表されるのですがその席に私も行かせていただきます。

その先生からのメールは    

「今、私が教室で最も仲良く励まし合っているのが、Aちゃんという人で
  す。

1月初めに、彼女に「私のお客様を紹介するね」と(注1)週刊女性の記事と
(注2)長岡2中の生徒にお母さんが話された原稿、最近の「ママのページ」のコ ピーを渡して別れました。

すると彼女からすぐにメールが届きました。
「春菜ちゃんの資料ありがとうございました。駅の電車待ちに読みはじめた のですが、電車を何本も見送り駅で全部読みました。泣いてしまいまし た。マスクの中は鼻水だらけです。」

それで私が「ごめんね」という言葉を入れて返事を送ったら「いいえ。愛情 に溢れていて読み終えたら幸せな気持ちでいっぱいでしたから良かったで す。」

と言うものでした。

これを読んで涙が滝のように流れました。

「あぁ、春菜は生きている」と思いました。 私の知らない方の心の中に春菜が存在している・・。 先生は春菜に光を当てて輝かせてくださった。

先生がスペインに行かれたときも スペインのお友だちに写真や書き物などで春菜の紹介をしてくださっていました。 私が知らないうちに春菜はスペインまで行っていたのです(^^)

先生の深い愛情を感じると共に、命はずっと輝けると思いました。 親としてこんなに嬉しいことはありません。

きっと誰もが 命ある時も、空に召された後でさえも輝けるんだと思いました。

先生が春菜を輝かせてくださっているのに私は・・? 何かをしなくちゃいけないのか、しなくてもいいのか、正直よくわかりません。 でも、 子ども達との盛りだくさんの日々の暮らしのことを思い出話として、また私たちが感じてきた事をメッセージとしてこんな場所をお借りしてちょこちょこっと書ければいいなと思います。

何かを伝えて行けたらいいなと。                   

・・・今日は先生からのメールや ネット上でのお友だちの投稿で 泣けるお話しばかりです。 こんな日ってあるんですね。 昨日は春ちゃんの月命日だったし、春ちゃんが愛のキューピッドみたいに茶目っ気いっぱいで愛を振りまいているように思えてなりません。

週刊誌の記事

(注1)週刊誌の記事・・・2000年1月1日号の「週刊女性 ヒューマンドキュメント がんばれ!小さな戦士」のコーナーに紹介されました。 当時は取材を受けるかどうかでずいぶん悩みましたが、なんでもいいから知ってもらえたら嬉しい!と言う気持ちでお請けしました。記者の方がとても理解のある方だったので結果、良かったと思っています。

中学生の皆さんにお話しをしたときの原稿

(注2)長岡2中の生徒にお母さんが話された原稿・・・「お母さん」とは私のこと。長岡第二中学校二年生のみなさんに 私たちの子育てを通して感じてきたことをお話しさせて頂いた時の原稿。