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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


1999年01月01日(金) [長年日記] この日を編集

_ 新しい年の始まり。

一年って早いなぁ・・・なんだか年々、月日の流れに加速度がついてきたように感じる。子供の頃は一年って気が遠くなるように長く感じたのに。 さてお正月を迎え今朝の我が家はお雑煮と 簡単お節。 私の父が去年、01月09日に亡くなったので 今年のお正月はお祝い事はいっさいしないつもりだったけど 一応、節目はきちんとしておかないとダラダラと一年を過ごしてしまいそうな気がしたので ポーズだけはとることにした。 それにしてもお餅っておいしいなぁ、 焼いてお醤油も良し、雑煮も良し、きな粉餅も良し、焼いてお茶漬けの元につけるのも良し・・・でもお餅は歯の悪い人は要注意!何度か私も失敗をしている。情けない話だが。 初詣は控えるにしても家の中ばかりじゃつまらないので車で近くをウロウロした。 商店街はさすがにシャッターが降りておいるところがほとんどで人数も少ない。 でも、天満宮の周りは人と車でごった返している。 さすがお正月。 家に帰ってお昼を食べ終わったらもう、4時・・・ これは成ちゃんの食べるペースが遅いという問題だけではない。 一日のペースが後へ後へとずれている。 これもお正月ってかー。 今年のお正月で違うのはネットをやってるって事。 電子年賀状が届いた。へー、こんなんもあるんだー、おもしろーい。


1999年01月02日(土) [長年日記] この日を編集

_ 今日はNOBさんの実家へ恒例新年のご挨拶とお鍋を頂きに。 3兄弟が集まると賑やかなこと。 今年もNOBさんが子供達を連れておもちゃやさんへ「お年玉ツアー」なる物をくんで出かけていった。 それぞれに好きな物をお年玉として買ってあげて イベント用に福袋を1つ買って帰ってきた。 イベントは夕食後、福袋の中身をゲームで勝った順番に1つずつもらえるという物。 これがまた、子供達は真剣そのもので何ともおかしいやら、緊張感が走るというか・・・ 子供同士で一悶着起こったりもするがそれなりに解決して 大人になっていくのだー。 賑やかなひとときだった。 春ちゃん成ちゃんも子供達の声があふれる中、楽しんでいたようだ。 なんとかって言う 「やしの芽」なる物を食べさせてもらった。 アスパラの超太いのって言うか、筍の先っぽって言う感じかな。 珍しかった。 名前が思い出せない・・・


1999年01月03日(日) [長年日記] この日を編集

_ 昨日兄のところで食べさせてもらった「やしの芽」、思い出した! 「パーミット」って言うんだ。そうそう・・・ それだけのことだけど・・・

さて、今日は私の実家へ出かけた。 牡蠣の土手鍋風、ちゃんこ鍋風・・・って鍋。 春ちゃんも成ちゃんもよく食べて、新年早々から調子良くって嬉しい。 お食事を済ませて、コーヒーとお菓子など頂き さぁ、昼寝でも、と みんなでゴロリと横になった。 ちょっと食べ過ぎたかなぁ、と言う感じがあった。 寝てしまえばまたお腹もすくサと思いながらも、寝られない。 それどころか、どうも、ムカムカ・・・ 我慢できずにトイレへ・・・(新年早々、こんなお話で恐縮です) で、部屋に戻って横になる、しばらくしたらまたトイレへ、の繰り返し。 なんて事!? 夕食も実家で頂いたけど私だけ、お粥。 それさえもほとんど食べられなかった。 なんとか気分も治まってきて家にはたどり着いた。 こんな時は不思議と子供達はお利口さんにしていてくれる。 ありがと! あ〜ぁ、日頃の不摂生が祟ったんだなぁ、まいったなぁ、気をつけなくちゃ。


1999年01月04日(月) [長年日記] この日を編集

_ 根っから丈夫な私は昨日あんなに苦しんだのがウソのように 今朝はもうお腹減った〜状態。 たいしたモンダー!

さぁ、NOBさんのお休みも今日でおしまい。 今日はどのように過ごそうかと思案の結果、昨日に引き続き 今日もまたおばあちゃんのお家へ出かけた。 暮れになると毎年NOBさんの仕事場には山ほどのカレンダーや 手帳があふれる。 各業者のみなさんがご挨拶代わりに置いて行かれるのだ。 その中からお気に入りがあればどうぞ と言うことで おばあちゃんとこにももらってもらっている。 段ボール箱にどっさり運び込んだ。

それにしてもどのカレンダーも立派で美しいし、そうでないのは それなりに実用的に出来ている。 我が家も観賞用と実用に ひとつずつ頂いた。 残ったのは いくら頂き物と言ってもこれらが形になるまでに 資源、労力、がかかっているのだから無駄にするのはちょっと・・・ 大事にしっまておいても来年の今頃には 思い切って捨てよー、 って言ってるんだと思う。 もったいないなぁ、うちの子がお絵かきできたらいいのになぁ。


1999年01月05日(火) [長年日記] この日を編集

_ NOBさん初出勤。

成ちゃんがよく泣いて私は何も手に着かない。 食欲はあってよく食べるのはよいのだが だいたいよく食べるときはよく泣くというパターンだ。 すべてに置いてテンションがあがっているようで食欲旺盛、よく泣く、 眠りが浅い。 ゆうべも寝付いたのは3時頃かもしれない。 なのに今日は昼寝もほとんどしないでグズグズ言っている。 今日もお薬を使ったのにまだ寝そうにない・・・ はぁ、疲れた・・・ 何も出来なかった。今日一日成ちゃんに振り回された。 成ちゃんも言いたいことがあるのかもしれないが 残念ながらわからない。わかってあげたいけど。 あ〜ぁ、したいことが山ほどあっても、行きたいところがあっても 我慢我慢の毎日・・・ あ〜ぁ、つまんない・・・


1999年01月06日(水) [長年日記] この日を編集

_ NOBさん、病院へ。

延び延びになっている胆石手術をどうするかについて相談の結果 明日入院と言われた。 アセッ、アセッ、 でも今だったら子供達も調子が良いし あまり先だと、 私の精神状態ももたないかもしれないくらい、ナーバスになっている。 NOBさんの入院中に子供達が何事もなく過ごして欲しい。 前例があるだけに 異常に緊張している私・・・ 頼むよ、はるなるちゃん。 ハァ、ドキドキ・・・ 夜、子供が寝てから入院準備をした。 まぁ、 検査入院の時の荷物がほとんどそのまま置いてあったので 簡単だった。


1999年01月07日(木) [長年日記] この日を編集

_ 午前中、ヘルパーさん。

私が成ちゃんの朝ご飯を食べさせている間に 洗濯干し、食器洗い、掃除機かけ、洗濯物たたみをやってのけて下さった。集中的に動けばあれだけのことが午前中にできるんだ・・・ でも、私には子供達の用事があるのだから同じように考えてはいけない。私は私のペースで。 ヘルパーさんには大感謝!

NOBさんは胆石手術のため、入院。 家には私と春ちゃん、成ちゃんの3人。やっぱりさみしーなー。 それに二人の御姫さんの食事がたいへんだー。 夜はお姉さんが春ちゃんのご飯を食べさせてくれた。 助かった。 春ちゃんは機嫌も調子も良く、それだけで助けてくれる。 どうぞ、この調子が続きますように。 成ちゃんは機嫌が悪くて 食べている時と寝ているとき以外は グズグズ・・・ それに心配なのは便秘気味。 3日に出て、5日に浣腸したけど少しだけ、6日にも浣腸したけど 何も出ない・・・おーい、どーなってんだぁ? 12月のお腹パンパン入院騒ぎが頭をよぎり 胸がドキドキ・・・ NOBさんの入院中、何事もなく無事に過ぎますように!


1999年01月08日(金) [長年日記] この日を編集

_ ばんざ〜い!成ちゃんの うん○ が出たっ!

あ〜、良かった〜。これで、まずはひと安心。 と、喜んでいたら昨日から入院したNOBさんからTEL。 外泊許可が出たので帰るとのこと。 昨日あたりからめちゃくちゃ寒くなったから 電車の中などで 風邪をもらってしまわないかと心配。でも、帰ってきてくれたら助かるし。これはNOBさんに任せることにした。 やっぱり帰ると言ってくれたので 「マスクをして帰るように」と 命令しておいた。 そしたらマスクをして帰ってきた。賢いとほめてあげた。

お父さんに抱っこしてもらって嬉しそうな春ちゃん。 お父さん大好きなのが表情からよくわかる。 お父さんが留守の間 お利口にしてくれるだろうか・・・ 寄宿舎でお父さんもお母さんもいなくても頑張れたのだから 大丈夫よね!


1999年01月09日(土) [長年日記] この日を編集

_ NOBさん、外泊中。

午前中、一人でスーパーに買い物に行った。 なるべく手をかけずに手っ取り早く食べられる物を選んで買った。 ラ王の、冷凍はお湯を入れてレンジでチンするだけだから便利。 だいたい、このごろのカップラーメンはお湯を入れて捨ててとか、 やたらとスープだの、加薬だの、スパイスだの、じゃまくさすぎる。 カップラーメンの原点はお湯を注ぐだけのカップヌードルだろう、やっぱ。 まっ、そんなことはどうでもいいが。 紙おむつや、NOBさんの吸い飲みや、食品、あれこれ・・・ いっぱいカートに積み込んでレジに行ったら思わず私の後ろに並んだヒトはどんどん隣のレジに並び変えていた。ごめーんねっと。

いっぱい買い込んで帰ったら私以外の家族は 暖かい部屋でゴロゴロ、グータラ状態・・・ このぉ〜! と思ったが、今日は大目に見ることにした。 優しくNOBさんを明日、病院へ送り出そう・・・ と、思いながら、顔は怖かったと思うし、無口になってしまった。 まだまだ、ダメね、私って。


1999年01月10日(日) [長年日記] この日を編集

_ NOBさん、外泊から病院へ戻った。

こんなに手術間際なのに 外泊させてもらって主治医に感謝。 うちの事情をよくわかって下さり、うれしい。 明日はいよいよ・・・

午後から私の友達と母が手伝いに来てくれた。 母は初めてうちに泊まってくれた。 春ちゃんと一緒に寝てくれたが 私が春ちゃんのおむつを替えに行ったのも何も知らずに爆睡していたらしい。結構じゃ、あ〜りませんか。

子供達、寝付きが悪く 手こずった。


1999年01月11日(月) [長年日記] この日を編集

_ 待ちに待ったNOBさんの胆石手術の日。

朝、8時半頃に病室を出る予定なので それまでに駆けつけたかったがはるなるちゃんの事もあり、病院に着いたのは10時半頃だった。 お兄さんが先に行って NOBさんを手術前室に見送ってくれた。 お兄さんはその後予定があり 私とバトンタッチ。

待つこと、1時間、看護婦さんが「もうそろそろ病棟へ帰ってこられますので」とだけ言われた。 だいたい想像通りの時間だった。 しばらくすると廊下をストレッチャーでカラカラ・・ 「おや、今のはどう見てもNOBさんだ・・」 看護婦さんには「お呼びしますので」と言われたが後をついて回復室の前まで行った。やっぱり気が早すぎて「処置をしますのでもうしばらくお待ち下さい」と言われ、部屋の前でボーっと待っていた。 淡々と事が運んでいるようなのですべて予定通りいったんだなと感じた。 ボーっとしていると主治医から呼ばれ「はい、差し上げます。」と受け取ったのはケースに入った黒くて細かくて想像していたよりずっとたくさんの“いし”だった。 あんなのが体の中に出来るなんて不思議〜。ジャラジャラと小豆みたいな音がする。 切り取った胆のうも見せてもらった。 「あとは 切り取った胆のうに悪い物が無いか検査しておきます。 なるべく早い退院で水曜か木曜になります。」と言われ 「充分、休んでからでイイです。」と言っておいた。 「今日の付き添いは3時頃までしか出来ませんが」と言うと、「大丈夫ですよ、元気なモンです。」だって。それを聞いて一安心。

準備が出来た部屋に行くと点滴、マーゲンチューブ、酸素マスク、血圧計、尿管、見えないけど出血の様子を見るチューブ につながれたNOBさんがいた。 簡単な手術といえどもやっぱり身を切っているんだから大変なことだ。 「ご苦労さん」と声をかけると目を開けて「ご苦労さん」と言ってくれた。 随分麻酔からは覚めている感じだった。 でも「兄貴は何時頃帰った?」と2回聞いたので まだ朦朧としているんだなと思ったが 「明日は火曜日やろ?木曜はこれるか?」と 日にちの感覚がしっかりしているのにはちょっとびっくり。 腰がだるいからと横向きになるときに「なんや、いっぱい付いているんやなぁ」と、初めてチューブにつながれていることに気が付いたようで ちょっとおかしかった。

「デジカメ持ってきたか?」と聞くので持ってきてないと答えると 「いつも持っておけ!」と言うので 「この姿撮って 世界に発信するつもりやったん?」 と聞くと「そーや!」・・・ お見それしました! ウトウトしては少ししゃべった。

やはり傷が痛いので 痛み止めの座薬をしてもらうと治まった。 あとは鼻に通っているチューブがうっとおしくてしきりに「とって欲しい」と言っていた。 全身麻酔のあとは胃が膨満するらしくチューブで減圧すると言うことらしい。まぁ、麻酔の覚めるのも早い様子なので夕方には取れるでしょうとのこと。 痛かったり、うっとおしかったり、看護婦さんの出入りも多く 本人はちょっとイライラ気味。 でもおそらく 短時間で解決していきそうな雰囲気。

とりあえず、手術にこぎつけてハァ〜・・・良かったぁ〜・・・ あとは風邪などひかず順調に傷が治ってくれることを祈る!

ちょっと心を病院に残して 子供達が待つ家へ・・・

みなさんのおかげでここまで来れた。 病院の先生方、学校の先生方、友達、親、兄弟、親戚のみなさん、どうもありがとう!


1999年01月12日(火) [長年日記] この日を編集

_ NOBさんが入院中 母がとりあえず、10日、11日の二晩泊まって 春ちゃんと寝てくれた。 春ちゃんは寝付きが悪く、夕べは眠剤を使った。 とにかくこんな事態には昼間は機嫌良く、夜はお布団に入ったらコテッと寝てくれるにかぎる。頼むよー、はるなるちゃん。

実は子供達、3学期が始まって 今日、初めて登校する。 母に手伝ってもらってなんとか10時半頃に学校へ着いた。 その後、急いでNOBさんのいる病院へ。 着いたのが12時頃だった。 術後初めての食事が出ていた。 おもゆ、リンゴジュース、乳酸菌飲料。全部食べて(飲んで)いた。 NOBさんは酸素マスクと、マーゲンチューブは取れていた。 点滴と尿カテーテルと出血をチェックするチューブはまだ取れない。 頭痛がすると言ってセデスを出してもらって一眠りしたら治まっていた。 まだ、横になったままで立ってはいないらしい。 こんなんであさってに帰れるのかなぁ?ちょっと不安。 まぁ、帰れても何もできないだろうけど。 頭痛のことが少し気になりながら帰った。 ちょっと病院を出るのが遅すぎて春ちゃん成ちゃんのお迎え遅刻・・・ すみませ〜ん! 教室で先生方と待っていてくれた。

夜は友達が春ちゃんのご飯をたべさせに来てくれた。 と、そこへ、NOBさんから電話がかかった。 「あ〜、公衆電話まで歩いたん?良かったやん!」 夕方には点滴も取れて尿カテーテルも取れて自由の身になったと 喜んでいた。 頭痛と、痰の絡みは全身麻酔の後遺症らしい。 そうわかれば安心だ、と話した。 元気が出てきたらしく、「暇でかなんので明日これるんやったら ノートパソコン持ってきて。」だと・・ハイハイ・・・ 良い調子で良かった。


1999年01月13日(水) [長年日記] この日を編集

_ 今朝も慌ただしく子供達を学校へ送りだした。 朝の準備は大変だけど 学校へ行ってくれないと私も病院へ行けないのでもう、必死である。

夕べのNOBさんからの電話の調子じゃ、 もう廊下を歩く練習でもしてるんじゃないかなと、想像し、それなら一緒に歩く練習のお付き合いでもしようじゃないの・・・と病院へ。 ベッドを覗くと横になっていた。 それも 氷枕をして・・・え〜?なんで〜? 熱は37.9度、咳あり・・・ どうやら風邪をひいたらしい。あらら・・・・ 明日退院の予定だったがどう見ても無理。食欲もないし、体もだるいらしい。 仕方ない、じっくり、手術の傷も 風邪も治ってから帰ってもらおう。 それなら着替えが足らないぞと言うことで 売店で下着を購入。 パジャマももう一組いるかなぁ、タオルも・・・

歩く練習も当然出来ず、NOBさんはだるそうに寝ていた・・・ 咳をすると傷が痛そう・・・ 大したことが無ければ良いんだけど。


1999年01月14日(木) [長年日記] この日を編集

_ 昨日、夕方にお兄さんがNOBさんのところへ行ってくれた。 NOBさんの熱は39度まで上がったと聞いて「え〜!・・・」と驚いた。 連日子供を学校へ送った後、病院へ通うという日々が続いたので 明日あたりはゆっくりしようかなと考えていたのだが そんな思いは 吹っ飛んだ。

で、 今日も子供を学校へ送って病院へ。 今日は一体どんな状態でいるんだろうかと不安・・・ 6人部屋のNOBさんのベッドを覗くと眠っていた。 そっと腰掛けると目覚めて「おっ、来たんか」と一言。 「来ましたがな、心配で。んで、熱はどう?」と訊ねると、 「んー、下がらへんねん・・」 今朝の6時頃に38.9度あるので座薬をしたがj効かないので 11時頃に注射をしてもらって効いてきたところらしい。 汗が吹き出してきて熱が下がり、随分楽になったようで お昼ご飯もしっかり食べて、腰掛けてしばらくしゃべった。 午後から、レントゲンと腹部エコーの検査をするらしい。朝には採血をしたとのこと。

私が行ったときはちょうど注射で熱が下がり、楽そうなので とても元気そうに見えて少しホッとしたがまた熱は上がるかもしれない。このままずっと治まっていればいいのだが・・・

「レントゲンです」と看護婦さんに呼ばれ 病室を出ていったので 私も帰った。

夜、9時頃NOBさんから電話。 「熱は?」と訊ねると39.4度まで上がった熱が 座薬が効いて下がりかけたところらしい。また上がったのか・・・ 検査の結果は術後に関しては問題ないし、レントゲンでは肺炎はおこしてないらしい。 明日から風邪の治療のために点滴をするらしい。

夕食はお姉さんに 春ちゃんの食事介助をお願いした。 今日は春ちゃんも成ちゃんも泣く。 薬で寝た。

早く良くならないかなlぁ、NOBさん。 憎いなぁ、風邪・・・


1999年01月15日(金) [長年日記] この日を編集

_ 成人式というのに朝から静かな雨。

このところず〜と晴れ続きだったのになんで今日に限って雨なの? 晴れ着のお嬢さん、いや、その親御さんの方が やきもきされていることでしょう。

今日は都合で誰もNOBさんのいる病院へは行けなかった。 どうしているかな、熱は下がったかなぁ・・・ と心配していると電話がかかってきた。 点滴を朝晩毎日して、熱は今日は37.2度だと。 ヨシヨシ、イイ傾向。 食欲もあるようだし、洗濯も自分で出来るから大丈夫とのこと。 ん、様子が分かって一安心。

夕方友達が家に来てくれて 春ちゃんの夕食の介助をしてくれた。 おみやげにポテトサラダとロンドン焼きとゴマプリンなど。 気のいい人なんだけど、誰か嫁にもろたってください。

夜は春ちゃん成ちゃん、眠れず、お薬を使う。


1999年01月16日(土) [長年日記] この日を編集

_ 昨日とは変わって今日は良いお天気。

朝からお姉さんがNOBさんのところへ行ってくれた。 熱も下がり、食欲もあり、元気そうでした、とのこと。 あ〜、良かった〜。 月曜日に退院を目指しているらしい。 お姉さんには寒い中、病院までご苦労さまでした。

今日も成ちゃんはよく泣く。 抱っこしてご飯を食べさせていると落ち着いている。 成ちゃんにとって食べることのみが今一番の楽しみらしい。 寝転がっていると 緊張でしんどくてイヤなのかもしれない。 もっと、楽しいめることが出来れば良いんだけど。 春ちゃんも成ちゃんのあまりに派手な泣き声に影響されてか ちょっと不安定な感じがする。

今夜も子供達、お薬で寝た。


1999年01月17日(日) [長年日記] この日を編集

_ 日曜日。

子供達が家にいるので今日もNOBさんの病院へは行けなかった。 でも 電話をかけてきてくれて 話によると明日、退院がほぼ決定とのこと。で、荷物もあるのでお兄さんに車で迎えに来てもらうつもりらしい。あ〜、良かった。バンザーイ!退院ダー! 手術から一週間だけど、もっと長かったように感じる。 子供達も熱を出すこともなく、成ちゃんのお腹も異常なく、無事明日を迎えられそう。 しかし!成ちゃんはなんであんなに泣くのぉ〜! 熱はないし、ご飯はいっぱいすぎるくらい食べるし、抱っこしていたらおとなしいんだけど。 今晩だって結局寝られず、お薬も成ちゃんのパワーに負けてか効かない。せっかくおとなしく寝た春ちゃんも起きてしまったではないか! 人を起こしておいてやっと寝た。午前1時だ。 春ちゃん、今から起きてしまってどーすんのよー? こら、成美、責任をとれっちゅーの! ぶっちぎれた私はこんな時間にケーキと紅茶を頂いている。 どーしょー、春ちゃん、もう私、パワー切れだよー・・・ 今夜も寝られんじゃんかよー・・・


1999年01月18日(月) [長年日記] この日を編集

_ NOBさん退院!

私は春ちゃん成ちゃんを学校へ送っていかなければならないので 病院行くのは遅くなってしまうのでお姉さんがNOBさんを迎えに行ってくれた。 さて、お昼ご飯は家で食べるのかな、食べて帰ってくるのかなと考えながらスーパーで買い物をしていたら携帯電話が鳴った。 「もしもし〜、ぼく〜。退院したし。」 「えっ?今どこ?」 「家から電話してんねん。」 「へー、早かったんやなぁ。お昼ご飯買って帰るし、待ってて。」

家に帰ると留守中にたくさん来ていたメールを見ていた。 今日は朝から採血、採尿、最後の点滴をしてきたらしい。 少し咳が残っているようだが元気で良かった。 腹腔鏡手術で2cmほどの傷跡が4カ所、それぞれホチキスで留めたようになっていた。 20日にそれも取ってもらう予定。 傷跡がそろそろかゆくなってきているらしい。 寝ている間にでもぽりぽり掻いてるんじゃないだろうか。

何はともあれ、家族が揃ってバンザ〜イ!


1999年01月19日(火) [長年日記] この日を編集

_ 春ちゃんは朝から37度4分あるので学校はお休み。 成ちゃんだけ登校した。 成ちゃんの今日のお勉強はプリン作り。 プリンを作るという心構えを作ることから始まって 出来るまでの過程を楽しみ、期待を持つ。 炊飯器で蒸し上げるのだが 炊飯器の中に大好きなプリンが入っているという大きな期待で見つめているらしい。 炊飯器のふたを開けるといい香りと共に 大好きなプリンが! 先生の顔とプリントを交互に見比べ「早く食べよう!」と言っているようだと 連絡帳に書かれてあった。

やっぱり成ちゃんは学校が大好きらしい。 帰ってくると今日はあまり泣かずおとなしく寝た。

春ちゃんは夕食の時に何度もせき込んで痰がたくさん出た。 何回もせき込んで吐いてしまった。


1999年01月20日(水) [長年日記] この日を編集

_ 春ちゃんは昨日少し調子が悪かったので今日も大事をとって学校は お休みした。 成ちゃんも便乗休み。 NOBさんは病院へ 手術の抜糸に出かけた。 血液検査の結果は肝臓数値が思った異常に高かったらしく 飲み薬(グリチロン錠)をもらい 2週間後にもう一度血液検査をするようだ。手術後は肝臓値が上がるのが常らしいがそれにしても高すぎると言うことか。 夕べ少しだけ日本酒を飲んでいたがそのせいなのかなぁ。

春ちゃんは夜寝る前に37度8分。成ちゃんは大丈夫。 用心用心。


1999年01月21日(木) [長年日記] この日を編集

_ 小児科定期診察。

今日は都合で予約ではなく一般外来で行くこととなったので  まともに行くと風邪菌の中で長い時間待つことになりそうなので お姉さんに先に診察券を入れに行ってもらった。 お願いして大成功!病院に行ったらすぐに診てもらえた。 春ちゃん成ちゃん お父さん(NOBさん)、私の一家4人揃って行った。 顔なじみの看護婦さんがお父さんを見ると「大丈夫ですかぁ?」 とみなさん声をかけて下さった。 ありがたいというか、照れくさいというか・・・

今日の診察では 二人とも少し喉が赤いので気を付けるようにと言われた。とにかくインフルエンザは高熱が出るので解熱剤で熱を下げ 水分が取れなければ点滴をするしかないらしい。 インフルエンザの特効薬って無いんだな・・・ かからないぞー、栄養取って睡眠取って人混みには出かけない 大人はうがいと手洗いをしっかりと!(春ちゃん成ちゃんももちろんうがいが出来れば良いんだけどちょっと無理だし)

ダイエーでお昼ご飯を買って帰った。


1999年01月22日(金) [長年日記] この日を編集

_ 春ちゃんも成ちゃんも元気に学校へ。

春ちゃんの今日のお勉強は ホットケーキ作り。 手で小麦粉をコネコネして 感触を楽しみ、焼いて 香りを楽しむ。 コネコネは少し抵抗があるようだがだんだん慣れてきたみたい。

成ちゃんは今日もプリン作り。 今日は保健室の先生にお届けしたら、「え〜、それって先生の分やったの〜?」と、少々不服そうだったとか。


1999年01月23日(土) [長年日記] この日を編集

_ 1第4土曜で学校はお休み。 第4土曜の取り組みとして学校で行事があったが春ちゃんも成ちゃんもちょっと風邪気味で怪しいので参加しなかった。 家でゆっくり過ごした。 部屋では暖房をしているので乾燥しがち。 加湿器をつけているが結構水が無くなるのが早い。 それだけ乾燥しているんだ。 NOBさんは敏感で 加湿器の水が無くなると すぐ喉や鼻の調子が悪くなる。 ああ見えてデリケート。私はこう見えて、鈍感。


1999年01月24日(日) [長年日記] この日を編集

_ 日曜日。

NOBさんは熱は無いが 風邪が抜けきらない感じ。成ちゃんも咳が少し出る。 日曜日なので出かけたいがこんな時は無理は厳禁、今日も家にいた。私は相変わらず家事がたっぷりあるのであれこれ片づけていたので 子供達とはゆっくり関わってあげられなかった。 NOBさんもテレビを見ながらゴロゴロ・・・ 春ちゃん成ちゃんも退屈そうにしていた。 NOBさんがふと春ちゃんに近づいて行ったら春ちゃんはやっと 遊んでもらえると思ったらしくNOBさんを見てめちゃくちゃ嬉しそうな満面の笑み! おとなしくずっと遊んでもらえる時を待ってたのね。 ごめんね〜。 NOBさんはしばらく子供と遊んでくれた。 訴えることが下手な子供達だから 気持ちをすくい上げてあげなければ・・・


1999年01月25日(月) [長年日記] この日を編集

_ ヘルパーさんの日。

子供達を学校へ送って行っている間にお願いしている家事はほとんどこなして下さった。 短い時間でも集中的に動けばかなりのことが出来るのだと改めてわかった。きびきびと動いて下さるヘルパーさんを見ているとこちらまで元気がもらえる。本当にありがたい。

午後は久しぶりに実家に寄った。 もうすぐ3ヶ月の姪っ子がますますぽっちゃりなっていた。


1999年01月26日(火) [長年日記] この日を編集

_ 今日も元気に子供達は学校へ。

私は高島屋へ。 もう冬物は安くなっている。春物が出始めた。 可愛い春物の子供服がいっぱい。 少し前の私は自分の物ばかりに目がいったが最近は子供のものばかりに目がいく。 やっぱり女の子の服はピンクとか赤とかパステル調とかが可愛いし 柄もお花とかハートとか。

近所のおばさんに言われたことがある。 「お洗濯もの、可愛いのがいつも干してありますねぇ、女の子はいいですねぇ」と。 あらあら、なんだか晴れがましい。洗濯物干すのも気を使ったりして。


1999年01月27日(水) [長年日記] この日を編集

_ ジャ〜ン!

今日は成ちゃんの10才のお誕生日。 平成元年の今日、生まれたのだ。 10才という区切りの良いお誕生日はなんだか感慨深いもの。 生まれたときのこと、療育園に通ったこと、可愛い笑顔がいっぱいの頃、何もかもうまくいかなかった頃、緊張の悪化・・・ でもいつもいっぱいいろんな事をおおきな目で見つめて精一杯訴えてくれた。 成ちゃんが訴えてくれるすべてのことをわかってあげることが出来ずにいるのが親として悲しいけど 精一杯理解できるように成ちゃんのことを見つめていたいと思ってるからね。 入院以来、笑顔が出ないのがちょっと淋しいよ。 ゆっくりで良いからまた可愛い笑顔を見せてよね! 10才おめでとう!

バースデーケーキと花束とナルちゃんとママ お誕生日に花を添えました。


1999年01月28日(木) [長年日記] この日を編集

_ 春ちゃんの車椅子と 膝立ち訓練台の仮合わせ。 車椅子はだんだん小さくなってきたので新しく作ったもの。 なんだか親には似ないで足がずいぶんと長い。 子供ってどんどん大きくなるからサイズを細かく測って作ってもらってもすぐ作り替えなければならない。 大変だ。でも身体にあったものを使わなければ 身体に負担がかかるし・・・ うっかりした親だから 学校の訓練の先生は 頼りになる。

膝立ち訓練台は 膝立ちの姿勢を保持するもの。 それによって腰や股関節への刺激による発達を促す。 立位訓練をしたことがあるが 膝の反張が起こるのでやめて 膝立ちをにかえたのだ。

どちらの仮あわせもあーだ、こーだと時間がかかったが春ちゃんは機嫌良くつきあってくれた。

体が大きくなるとそれを自分でコントロールするのが難しくなったりする。 大きくなってくるといろいろな装具が必要になって来る。 楽な身体でいられるようにしてあげることが親のひとつの仕事だ。


1999年01月29日(金) [長年日記] この日を編集

_ 春ちゃんが去年の9月に骨折してから NOBさんの入院、成ちゃんの入院と続いたので、成ちゃんの鍼治療は随分ご無沙汰していた。 今日は久しぶりに出かけた。 成ちゃんは周りをキョロキョロ見回して 「来たことあるなぁ」と言った感じ。 全身の緊張が強く、まず足の三里から鍼をしてもらいそれからレーザーを当ててもらった。 背中に当ててもらうとだんだんと力が抜けて ウトウトし出す。 1時間ほどかけてしてもらううちにすっかり楽になったようで 抱っこもしやすくなった。 次回は1週間後。 先生もゆっくりやっていきましょうと言って下さった。 そうそう、慌てず、ゆっくり続けて行くつもり・・・


1999年01月30日(土) [長年日記] この日を編集

_ 土曜日・・・

なんだか、疲れが出てきたのか休みたくなった。 巷ではインフルエンザもはやっていることだし この時期、頑張ることはやめようと 子供達も学校を休ませてゆっくりしよう・・・ のつもりだったが どうも成ちゃんの機嫌が悪く 一日振り回された感じ。 成ちゃんの泣き声に影響されてか春ちゃんまでが不機嫌になってしまった。困ったもんだ。 春ちゃんは早くにエスクレ座薬を使って寝た。 以外に早く寝たと思った成ちゃんは起きていた・・・ 2時にエスクレをして3時頃に寝た。 あ〜、ゆっくり休むはずが疲れた・・・ まっ、こんなもんさ、世の中は・・・


1999年01月31日(日) [長年日記] この日を編集

_ 日曜日でお天気も良い。

機嫌の悪い成ちゃんと 一日家の中じゃ、参ってしまうので 近くを車でウロウロした。 あ〜車の中は暖かで気持ちいい。 山手を走ると蕾の準備をしているのか山はくすんだピンクだ。 こんな日はウォーキングも気持ちよさそう。 山の中はまるで海の中のような気がする。 木立の間を太陽の光が差し込んでいる。 春ちゃんも適度な振動がおもしろいらしくニコニコ笑っていた。成ちゃんも気持ちよさそうに寝た。

一回りしてコンビニでお昼を買った。 肉まん、おでん、おにぎり、シュークリーム、プリン・・・ たまにはこんなお昼もいいでしょ。