2001年09月01日(土) [長年日記]
_ ちょっと涼しくなったようです
2学期が始まりました。我が家も無事に始業式の日を迎えられました。学校へ送りだしたあと、わずかな時間ですがおっそろしいほど、多量の買い物をしました。99%は食材。でもこれも数日で消えてなくなるのよね...何処へ消えるんだろね、あぁおそろしや。子どもたちのお腹に消えてくれれば一番うれしいんだけど、私としては...。
今日は3カ月に一度の栗原さんの「すてきレシピ」の発売日。ウキウキと本屋さんへ。それともう一つ、定期購読している「ドニチェフ」が2カ月に一度届くのですが それが今日。わぁ、うれしいなぁ、今日という日は。
ドニチェフはほんとうに写真がきれいで おいしそうな本。(いつも言っていますけど)料理も芸術なんだなぁって思えます。
2001年09月03日(月) [長年日記]
_ 唐突ですが...
「最近は病院で亡くなるとご遺体は自宅へ帰らず、葬儀会館や火葬場へ直行するケースが増えている。」と、そんな新聞記事が目にとまりました。その背景には 自宅がアパートや共同住宅などのため、ストレッチャーで運び込むのが困難という事情もあるようですが、近年ではエレベーターによる搬入可能な設備も進んできているようなので 理由はこればかりではないようです。どうやら自宅に安置するのが「めんどう」だと考える人が増えてきたのだそうです。
正直言って私はビックリです。私が育ってきた所は田舎でマンションやアパート暮らしを経験していないので、自宅で最後のお別れをし、送り出してあげるのが当たり前だと思っていました。もちろん、住宅事情でどうしても最期に帰宅させてあげられないと言うのは仕方ないと思いますが 出来ることなら最期は自宅で家族水入らずでゆっくりお別れの時間を持ちたいと思うのです。
長年過ごした家の中で 身繕いや髪を整えてあげて、お化粧をし、お顔を見ながら感謝の気持ちを伝えて、想い出を振り返ってみたり、どうぞ良いところへ旅立っていってくださいと祈ったり...。こうやって亡き人を偲ぶ場であると共に「命」を実感する時なんだと思います。
私たちが一番ダイレクトに「命」を感じることが出来るのは「誕生」と「死」だと思います。「命」を粗末にされがちな今の時代に、「めんどう」と言わずに家族の「命」を尊ぶために自宅で家族揃って見送りたい、私はそう思います。
2001年09月04日(火) [長年日記]
_ アクリルケースを使って
給食は木曜日から。明日は小児科へ行くので休むから 給食が始まるまであと今日一日。今日も短縮だから 短い時間に買い物をしてお迎えへ行きました。帰ってから昼食を済ませ、やっとこさ子どもたちが落ち着いてから MUJIで買ったアクリルのケースに子どもたちのソックスを詰めて収納してみました。ふんふん、なかなかよく片づきました。我が家ではこのアクリルで仕切がいっぱい付いている収納ケースは このように子どものソックスの整理、引き出しの細々したものの整理、お薬の整理にと なかなか重宝しています。
2001年09月05日(水) [長年日記]
_ [はるなる] 病院
小児科の定期診察で ナルちゃんの喉がちょっと赤いとのこと。そう言えば痰が増えている...高い熱が出なければ良いのだけど。季節の変わり目は体調に要注意です。そしてハルちゃんの脳波検査の予約をして帰りました。ハルちゃん、どうか すんなりと寝てくれますように。憂鬱だなぁ...脳波検査...。来週の月曜日の事だから あまり考えないようにしよう。しんどくなるからね。
_ かえったら 即おでん〜
診察後家に帰ったのは1時頃。帰ってすぐお昼ごはん。今日はおでんだ!ちょっとがんばって 朝にシャトルシェフに仕込んでおいたからラクチンです。こういう時って 子どもはお腹が減って待ったなしだから シャトルシェフは重宝します。でもちょっとお味が薄めだったかな...。シャトルシェフは煮詰まることがないから 味付けが難しいのです。でもそれさえわかっていてれば最初にしっかりお味をつけておけばいいのよね。 忙しいときにはとっても便利です。
2001年09月06日(木) [長年日記]
_ 給食がはじまりましたよ〜
子どもたちも親も 待ちに待った給食が今日から始まりました。私は溜まっていた用事を済ませるために(あやしぃ)母とデパートへ。人へのお返しを買ったり、誕生日のプレゼントを買ったり...。
このデパートでは「ふれあい心のステーション」と題して 京都府立の養護学校が集まって 生徒の作品展、物品販売を行っていたので寄りました。毎年この時期にこの催しをされていたのは知っていましたが 足を運ぶのは今日が初めてでした。会場はとても賑わっていました。各校の展示物と、販売されている陶器やお野菜、布小物、織物、クッキーを見て回りました。どれもこれも 素晴らしい作品ばかり。陶器はとてもきれいでステキなものばかり。母はおもわず、木の葉形の小さなお皿を買っていました。私は我が校の高等部の作品である、木製品を買いました。生徒たちがこの会場に駆けつけて販売している所もあり、パワーとみなさんの日頃のガンバリを見せてもらいました。
さて、私の今日のお買い物の目的は、あと「毛糸」。編み物がしたくなってきたんです。編み物なんて普段全くしません。20年ぶりでしょうか、だから編み方なんて全くわからないのですが、母に教えてもらう約束をして毛糸をまとめて購入。と言っても今日は揃わず、後日家まで配達してもらうことにしました。できるかなー、と言う不安もあるのですが、もう毛糸もしっかり頼んでしまったから後にはひけません。楽しみができました。ボチボチ編むぞ〜。
今日の最期の締めくくりはデパ地下。家族へのおみやげと..ちなみに和菓子とプリン。..今夜のお総菜..ちなみに和風ローストビーフ♪。そして 一息ついて抹茶パフェを食べて帰りました。帰って、今日の収穫をずらりと並べて眺めて楽しむ...あぁ〜、デパート満喫!給食、バンザイ!?
2001年09月07日(金) [長年日記]
_ もっと早くに
ナルちゃん、熱が38.2度でお休み。風邪かな?それとも水分が足りてないかな?様子を見ることにしてハルちゃんだけ登校。
この夏休みに胃ろうの手術を受け、入院していた友だちがいます。夏休み中、どうしているかな、と気に掛けながらも電話はできないし、手紙でもそのうち書こうと思いつつ今日まで来ていました。時々学校の先生から様子は聞いてはいたのですが。
今はもう退院されてお家で養生されていると言うことだったのでまずはメールを書いてみました。でも おそらく最近はパソコンもほこりをかぶった状態だろうと予想ができたので お電話を。。。「もしもし〜、おひさしぶり〜。どぉ〜?」...
入院はほぼ夏休みいっぱいだったらしい。友だちと会えないし、寂しいし、疲れるし、大変だったらしい...。やっぱりなぁ...、そりゃそうだなぁ〜。もっと早くに連絡すればよかったなぁと、思いました。たかが私の手紙など 大したお役には立てないかもしれないけど、それでも封書が届くのはなんとなくうれしいものだと思うし...。ちょっとでも励みになれるかもしれないし...。
やっぱりね、思いついたらすぐに行動しなくちゃね、なんでもタイミングってのがあるもの。「..うん、つかれたわぁ〜。」って言う言葉を聞いて元気そうな声だけど 大変だったろうなぁ..ってつくづく、しみじみ...。
「メール、送ったから 時間があったら見て。返事はいらんから。じゃぁ、早く学校に来れると良いねぇ。」と言うと「うん、ほんま、ほんま。ありがとう。」って。あ〜ぁ、もっと早くに連絡すればよかったなぁ。
また近々、メールでも送ろう...。送ったら電話しなくちゃ...。たぶんまたほこり、かぶってるだろうから...。
2001年09月08日(土) [長年日記]
_ 眠い
毎朝、我が家は早起き。誰かさんが 5時に起こしてくれます。早ければ4時・・・。
休みの日くらい ゆっくりお布団の中にいたいのに、それも許されず、今朝も相変わらずの早起き。寝る時間が遅いのに この調子では参ります...。かといって 昼寝もろくにさせてもらえず、あぁ、憧れの朝寝、昼寝、夕寝...。ハルちゃんを妊娠中、とにかくよく寝た頃が懐かしいです。。。
今日もハードな一日。たまにはゆっくりのんびり、くつろぎたいもんだ。
実りの秋。今年の柿は甘いかな、それとも渋いかな?
2001年09月09日(日) [長年日記]
_ 日曜日の今日は..
相変わらず、早朝から起き出して(起こされて)せかされながら朝食の準備をし、朝ご飯。...。日曜日の朝は だいたいサンデーモーニングとかサンデープロジェクトとかガリバー君とか題名のない音楽会とか、そんな物をあちこち見ながらゆっくり朝ご飯を食べます。(食べさせます。)今日の題名のない...は 綾戸智絵さんでした。この人のパワーは凄いし、とても面白くて 惹きつけられます。魅力のある人。
子どもたちのお腹も落ち着いた頃に 私一人で 買い物へ。午後はベランダのお掃除をパパッと雑に済ませ、ふと見るとラベンダーのつぼみを発見しました!お〜、とうとう咲くんだ〜。うれしい、うれしい!
他のプランターをよく見てみると 小さな芽がたくさん出ていますが どうやら草ではなくて こぼれ種のビオラが芽を出しているようです。かなりの数。これが全部咲いたら楽しいなぁ〜と 小さな夢が出来ました。ところで カモミールの芽はどうしたんだろう?適当な時期に蒔いたから 出てきてくれないのかなぁ...。
先日注文した毛糸が届きました。早速、編みたかったけど、今日は時間がなかった...。まぁ、慌てずにゆっくり取り組みましょう。台風、15号、16号はどう動く?
2001年09月10日(月) [長年日記]
_ [春ちゃん] ハルちゃんとみずいらず
ちょっと憂鬱だったハルちゃんの脳波検査に行きました。なにが憂鬱なのかというと お薬で寝させなければいけないと言うこと。シロップのお薬は嫌いで たぶん吐いてしまうと思うので座薬で寝させることにしましたが なぜか脳波検査というと何か異様な雰囲気を察知して「寝るもんか。」とがんばってしまうのです。でも、まぁ、仕方ない。行くしかない。
学校に迎えに行って教室を出る前に座薬をして病院へ。車中、すっかり寝込んでいたのですが 病院について降りるとお目目パッチリ。あら....。検査室へ行ってベッドに横にならせてもらったのですが「ここはどこ?」と寝ていられないようで周りをキョロキョロ。「はい、寝よね〜。」と無理矢理キョロキョロする頭を押さえつけて横向きにさせるのですが 「なにすんのよ〜。」と言った感じ。仕方ない、それでは...と わたくしも ハルちゃんの背中にピッタリとくっつくようにして狭いベッドに横になり、添い寝を...。
ふと気が付けば 一瞬何か夢を見ていた私。ハルちゃんはと言うと ヨシヨシ、寝ているではありませんか。そうろとっと、ベッドから降りて ハルちゃんの脳波検査は無事に終了。途中、目を覚ましましたが 泣いたりして動くことなく おとなしく寝ていることが出来たのでそのまま続行して検査できました。
はぁ、やれやれ...。そう言えば ここ数年は検査しやすくなってるかな。完全に眠っていなくてもとれているみたい。検査が終わって ハルちゃんのバギーを押しながら ずいぶんいろんなことがしやすくなってるなぁと感じました。ちょっとベンチに腰掛けて 二人でおやつタイムしながら、ハルちゃんと水入らずの時間。「いろんな所へお出かけしたいなぁ。」というと じっと聞いてる。「もうちょっとナルちゃんをなんとか鍛えて またみんなで遊びに行こな!」病院の片隅のベンチで そんな約束を交わしたのでした。
2001年09月11日(火) [長年日記]
_ 驚愕の話と ホッコリ編み物の話
昨日の脳波検査の疲れや(ハルちゃんも私も..)NOBさんの都合もあって今日は二人とも休んで家でゆっくり過ごすことに。おばあちゃんが来てくれて あれこれ手伝ってくれました。持ってきてくれた「柿まんじゅう」が おいしかった...。
先日届いた毛糸で まずはゲージをとってみることにしました。几帳面なようで、アバウトでもある私の性格ですが 高価な毛糸(お店で「これ下さい。」と言ってしまったあとに 高価な毛糸だと気が付いて後に引けなかった...)だと言うこともあって 絶対にきれいに仕上げたいのできちんと取り組もうと 心に固く誓ったのでした。
そうそう、いったい何を編もうとしているのかと言うと、肌寒いときなどにパッとはおれるカーディガンというか、ボレロというか。ボタンのないカーディガンと言った方がいいかな、栗原はるみさんの「すてきレシピ」に載っていたものです。色はアイボリー、極太でざっくり編みます。わたしの...です。なんせ久しぶりの編み物なので 自分のが上手く行けば 家族の物もボチボチ手がけたいな、と思っています。
ニュースステーションを見るのはいつものこと。でも今夜はいやに興奮気味の渡辺真理さんが伝えているのは ニューヨークの高層ビルに旅客機が突っ込んだ!と言うニュース。中継を見て驚いた。なぜ?事故?どういう事?画面に釘付けになっていると 高層ビルがもろくも崩れていった...。何が起こっているんだ?
アイボリーっていい色だなぁと思う。
2001年09月12日(水) [長年日記]
_ 何がなんだかわからない
昨夜のあの恐ろしいアメリカでの惨事はどうやら事故ではなく テロらしいとテレビで伝えていました。あの旅客機が世界貿易センタービルに突っ込んだなんて、いったい誰がどうやって?操縦していたのは誰?誰がしくんだテロなんでしょう?
今日はビルに旅客機が突っ込んで爆発する瞬間と ビルが崩れ去って行く瞬間を何度目にしたことでしょう。そのたびにやりきれない思いでいっぱいになってしまいました。なんと言っても テロはいけない。多くの人々の命をそんなに無下に奪ってしまってはいけません。報復などという言葉も飛び交っていますが 武力行使はいけません。とにかく人の命を誰も奪う権利はありません。
愚かにも何度も同じ過ちを犯してはいけません。私たちの世代は戦争を知りませんが 人生の先輩たちからその悲惨さはそれなりに伝えられ、罪もない多くの命が絶たれ、悲しみが渦巻いていた時代を教えていただいてきて その惨さは私たちなりにわかっているつもりです。
戦争を題材にした映画やドラマを見、祖父母の経験談を聞き、またドキュメントで見る特攻隊の若者とその親との想い...。あんな光景や 悲しみは決して忘れてはいけないことであり、繰り返されてはいけないことです。それは 国の内外を問わず、人類全ての約束でなければなりません。
どうか、どうか、これ以上、命をなくさずに...。我が家の幼くて、守るべき子どもの顔を見ていると どうか平和な地球であって欲しいと心から願わずにはいられません。
何かまだ信じられない事態ですが、多くの命が犠牲になってしまったことは間違いありません。どうか、心静かな所へ...。
2001年09月13日(木) [長年日記]
_ [はるなる] 眼科診察
眼科の定期診察。ハルちゃんもナルちゃんもおとなしく受診できました。ナルちゃんは斜視の傾向があるとのこと。しばらく様子を見ていくことに。体の筋緊張も関係があるのかもしれません。あれ!?そう言えば 先生...お顔がほっそり。噂でダイエットをされていると聞いていたけれど すごい、すごい、効果はバッチリ出ていました。髪も黒々。急に若返られたようでした。私たちも気合い入れてダイエットしなければ..。もうすぐ健康診断もあることだし。
_ 今日も悲しいニュースばかり
我が家から見える青い空。白い雲がぽっかり浮かんでいる様子は平和そのもの。でもずーっと遙か彼方までつづいているこの空の下では 惨劇が起こっています。今日もテレビではアメリカの同時多発テロの話題ばかり。おそらくテロ集団は、用意周到、緻密な計画を練ってその時に備えたのだろうと想像できるのですが あらゆる情報を傍受出来ると噂のアメリカがその企てをあらかじめ察知出来なかったのでしょうか?あんなにも大惨事が起こる前に..。いろんな謎があるようです。それにしても あの場面を目にするたび、悲しい気持ちはますますつのってしまいます...。
2001年09月14日(金) [長年日記]
_ 気だるい日記ですが
朝から あ〜ぁ...です。NOBさんの大事な講習受講記録(詳しい説明は省きますが小さなカードです)を洗濯してしまいました。ポロシャツの胸ポケットに入っていたのに気が付かすに洗濯機の中へ...。洗濯する衣服のポケットの中のチェックは それぞれに任せていますが 今回は脱いであったNOBさんのポロシャツを私が洗濯用のカゴに入れたもんだからNOBさんのチェックがされなかったから。見事にそのカードはボロボロに。責任を感じて 今日は出かける気持ちが失せてしまいました。
そのおかげでと言うのも変だけど 家の中の用事がはかどりました。とは言っても 家の中の用事はまだまだ気になっていることがたくさんあってキリがありません。働けど、働けど、湧いてくるように用事が出てくるし、一日の中でもこれで終わりって言うキリがないのよね。適当に切り上げて割り切らないと やってられませんね。気分を変えるのも大事だし...。今の私は 本と編み物がその手段かな。
久しぶりの編み物ですが けっこう楽しいです。一目、一目、一段、一段、形になっていくことがうれしい。のんびり、ちょっとづつ、形にしていっています。編み物がこんなに楽しいなんて私にしては今さらながら意外な発見でした。
ちょっとイライラした一日だったけど 明日はお休みなんだと気が付いたら 急に気が抜けて眠気がおそってきました。子どもたちを寝かしつけた後、うたた寝...。ちょっとやそっとでは起きあがれなくなってしまいました。主婦ってね、けっこう〜、疲れるんですよぉ。ねぇ...。
2001年09月15日(土) [長年日記]
_ 敬老の日だけどおばあちゃんはお留守
敬老の日...。私の母は「敬老」というにはまだ早くておばあちゃん扱いはしたくないのですが ハルちゃんナルちゃんにとってはおばあちゃん。おいしい和菓子でも持っておばあちゃんちへ行こうと言うことになって電話をしてみると買い物に出かけたらしくて留守でした。あら、残念。
実家の弟は 仕事の関係で今、東京へ単身赴任中。この連休にはひょっとして二人目が誕生するかも、と言うことで帰ってきました。でもまだその兆候はないのですが...。その弟にちょっとひとこと、いろいろおばあちゃん(母)も話したいことが溜まっているようなので ちょっとゆっくり話でも聞いてあげてよ、と。
ちょっと姉ちゃんぶって 伝えておきました。母はすぐ、弟の仕事の都合なんかを心配して自分の言いたいことも押さえてしまう人なので、弟の方から話を聞く態勢を作って欲しくて。私?私はもちろん、いつもいろんな事を聞かせていただいています。
待ってるんだけどなぁ、お好み焼きやさんの新装開店。まだみたい...。外観はもうすっかりできあがってるのに まだなんですよね...。お好み焼き大好きハルちゃんが 楽しみに待ってるんだけど。横を通るたびに「まだやなぁ..。」とつい、声に出してしまう我が家です。
2001年09月16日(日) [長年日記]
_ 女の子でしたよ
朝9時頃に母から電話。「おはようございます。おかげさんで 今朝、女の子ができましたー。」と。へ?なんだって?あ〜、赤ちゃんね。昨日ではまだ...って聞いていたからすぐにピンと来ませんでした。
実家の弟夫婦に二人目の赤ちゃんが誕生したのです。女の子だって。ははは。やっぱりうちは女系家族なんだね。そっか、そっか、どうやら安産だったようでよかった、よかった。すぐに飛んでいきたかったのですが 今日は休日でハルちゃんナルちゃんはゆっくりさせたかったので明日にでも行こうと思います。
実家に二人目の赤ちゃんができたんだ〜。どんどん家族の構成メンバーが替わっていきます。時代の移り変わりですね。私が過ごした、おじいちゃん、おばあちゃん、父、母、弟、私...の時代がものすごく懐かしいです。すっかりメンバーチェンジで今では母、弟夫婦、姪っ子二人の、新5人家族。変わっていくもの、消え去っていく物はあるけれど ずっとずっと伝え継がれて行くもの、大事にして欲しい、大事にしていきたいと思います。
2001年09月17日(月) [長年日記]
_ のんちゃんの妹
ハルちゃんナルちゃんを学校へ送りとどけたあと 実家へ母と姪っ子とを迎えに行って 義妹の入院している病院へ向かいました。入院と言っても出産のためで 昨日の朝に女の子が誕生しました。
昨夜、3才前ののんちゃんは(姪っ子です)初めてお母さんと離れて一晩、しかもお父さんは仕事でしばらく東京なので おばあちゃんと二人きりで過ごしたようですが おとなしく寝ていたようです。
病院に行くと のんちゃんのお母さんは赤ちゃんに授乳中。授乳後、赤ちゃんとご対面させてもらいました。ずらりと10人ほどが寝ていたでしょうか、のんちゃんの妹は一番端っこに頭をこちらにして寝ていました。黒々とした髪、赤くてまだちょっとクシャッとしたお顔、軽く握られた手は時々開いたり顔の当たりを触ったり..。小さいですねぇ、ほんとうに。自分にも出産の経験があるし、また親戚や友だちの赤ちゃんなど、何度も新生児を見ることはあったのに、そのたびにいつもその小ささに驚いてしまいます。
生まれたばかりの赤ちゃんが目の前にずらりと並んで寝ている姿を見ると 可愛くてそして 汚れがなくて 赤い顔をしてるけどどの子も真っ白。これからどのようにでも生きていくことが出来る真っ白な状態です。それぞれの赤ちゃんがより良い人生を歩んでいけるように 周りの大人たちが最初は道標を作ってあげなければいけません。それはこの赤ちゃんたちを見ているととても重大な責任のある大人の役割なんだと しみじみ感じました。
私がお世話になった産婦人科の先生は「生むのは簡単なんです。その後がほんとうに大変なんですよ。」と念を押されたことがありました。一人の人間の命をこの世に送り出し、責任を持って一人前の社会人として独り立ちさせることは親としてほんとうに重大な仕事なんだと思います。だからといって そんな思いにがんじがらめに縛られることは無いと思いますが 子育てをしていく中で それをわかっていることが大事なんだと思います。
今はこんなにか弱げな赤ちゃんたち、それぞれの家庭が愛に満ちていて幸せに暮らして行って欲しいと 今の時代だからなおさら強くそう願いました。
たんぼの稲がこんなに育った頃に のんちゃんの妹は生まれました。
2001年09月18日(火) [長年日記]
_ のんちゃん、いじらしいお留守番
昨日の日記の中で 産婦人科の先生の言葉を引用して 「生むのは簡単なんです。その後がほんとうに大変なんですよ。」と書きました。でも後からハッとしました。この言葉で傷つかれた方がおられなかったかどうか...。先生はそれほどに子育ては大変なことだから心して臨むようにと言う意味で極端な言い方をされたのだと思いますが 私が安易にそのまま書いてしまった為に もしイヤな想いをされた方がおられたらごめんなさい。命を授かることも、生むことも尊いことで「簡単」という言葉を使って片づけてしまってはいけないな、と思ったのです。だから、ちょっとひとことここでそえさせてもらいました。
さて母の話によると昨日ののんちゃんは やはり「かあちゃ〜ん..」と、メソメソしていたようです。この子はなぜか両親を「ぱぱ、かあちゃん」と呼ぶのです。なぜゆえに「ぱぱ、まま」もしくは「とうちゃん、かぁちゃん」ではないのか不思議。さておき、そんなメソメソ、いじらしくお留守番をしているのんちゃんの気持ちを察して今日ものんちゃんと母を病院へ送っていきました。病院はのんちゃんの家(私の実家)からは歩けば遠いし、バスでは遠回りになってしまう、とても中途半端な所にあるのです。こんな時にしか私もお役に立てないのだからと、足になりました。病院に二人を送りとどけ、私はお買い物。そして適当な時間を見計らって病院へ迎えに行きました。帰るとき、愚図らないかな、と心配でしたが わりとお利口さんに かあちゃんとバイバイしていました。実家へ帰ってから私の許す限りの時間、のんちゃんとお付き合い。3才前ののんちゃんと遊んでいると結構楽しいものです。小さなポーチに物を詰め込んで 赤ちゃんに見立てて抱っこしてなにやら声を掛けている様子。私に触られるのがいやらしく、「ちょっとあっちに寝させてくるわ。」と言って その「赤ちゃん」ポーチを私から遠ざけてしまいました。いろいろ思惑があるのでしょうね。(笑)さて 今夜はお利口さんに寝てくれるかな。おばあさん、しばし若いお母さん気分でがんばってくださいまし。ご苦労さん。
2001年09月19日(水) [長年日記]
_ 編み物をして、のんちゃんと遊んで...
おりこうさんにしている姪っ子のんちゃん。今日ものんちゃんを出産のために入院しているかあちゃんの病院まで連れて行ってあげたかったけど、水曜日はナルちゃんが早く帰ってくる日なのであまり時間がありません。せめて、ちょっとのんちゃんのお相手でもしてあげようと実家へ。ついでに母に編み物を教えてもらいました。お昼ごはんは実家で頂いて ナルちゃんのお迎えへ。慌ただしかったけど なんか楽しい一日でした。
2001年09月20日(木) [長年日記]
_ [はるなる] 整形診察日
年に一回のハルちゃんナルちゃんの整形診察の日。長い待ち時間...。ふぅ...。病院内の「マンウォッチング」などして 待ち時間を過ごす。9月に入ったけれど 女性の足下はまだまだ圧倒的にサンダルが多い。でも 小さな子ども連れのお母さんはパンツスタイルにスニーカーが多い。これは頷けますねぇ。
まそれはどうでもいいですが、診察まで約2時間待ちました。レントゲンを見ながらハルちゃんは側彎もないし、かろうじて股関節もはずれていないとのこと。時々股関節や膝が「ポキッ!」と音がするのは 筋が動いて 骨を超えるときの音らしいです。痛みはなさそうなので 様子を見ていきます。<
ナルちゃんは両股関節脱臼、側彎プラス。去年に痛がった足首周辺はおさまっているみたい。それと...。今ナルちゃんの緊張をなんとかして 今より楽な体にしてあげたい思いから先生にある相談を持ちかけました。簡単に言うと筋緊張を和らげるための外科的処置。
先生も年に一回くらいの診察ではナルちゃんについては情報不足なので もっと詳しく見て頂いて 親の私たちの想いがかなえられるように、相談にのっていただけそうです。まだ漠然とした計画ですが 少しずつ前進できればうれしい。
「氷点」最終回でした。私はまだ原作を読んでいる途中です..。
2001年09月21日(金) [長年日記]
_ 秋の気配
淡いピンクでちょっと大きめの花、芙蓉なのでしょうか、最近とてもきれいにあちこちで咲いているのを見かけます。それと くっりきとした 青い色のアサガオ。申し合わせて咲いたように、急に私の目に飛び込んできます。濃い青というのかな、紫も混じっているような、鮮やかな「青」です。
話は変わりますが 今年の冬は黒か白のダウンベストやダウンコートが欲しいなぁ...。こんな事を考えるのはそろそろ秋だからかな。もっとオシャレしたいわねぇ...。余裕がないなぁ、何につけても。今の私は...。
2001年09月22日(土) [長年日記]
_ 久々の更新なるか!?
うちのお花のページ、ちっとも更新ができていません。今から見ると 芽が出ているのか出ていないのかわからないほどの「発芽」の画像などはちょっと笑えます。ラベンダーの芽だと思って載せたら 母が「それは雑草や。」と言われたことも。チューリップとビオラが咲いていた頃が一番きれいだったかな。さてそろそろ なんとか更新しようと思っています。
あまり力を入れず、日々のお花の様子をさりげなく日記風に書いていこうかな。ベランダのお花だけでなく、あらゆるところで出会ったお花たちも紹介していこう...。ちょこっと 私の手書きのものも載せていこう...。...などと 今、夢は広がっています。あまり気張らずに さりげなく、紹介していくつもりです。また その時はどうぞ見てやって下さいね。よろしく。
2001年09月23日(日) [長年日記]
_ 休日らしい一日でした
乙訓青年会議所主催の 「乙訓フェスタ」に出かけました。会場は向日町競輪場。さすがに広いですねぇ。障害がある人のための駐車場が充分にとれていたのはうれしいことでした。まぁ、競輪場の既設のスペースがあっただけの事ですが。競輪に来たことはないけれど 競輪場と言うところはやっぱり広くてすごいわ。今日は主にフリーマーケットがおこなわれていましたが お天気がよくてウロウロするにはとても気持がよかったです。
別にこれと言って欲しいものもないのでそろそろ帰ろうとしたとき、風変わりな一件。60過ぎくらいのおじさんが売っているのは 古い雑誌やブロマイド、古い切手、「リボンの騎士」の漫画本もあったっけ。で、「あ〜!」と思わず声を出したのが友和さんと百恵さんの一見、生写真風のもの。5枚セットが500円、私ったら2セットも買ってしまいました。ゆっくり見てみると 一昔前の芸能人が写っていたり、これは絶対生写真!と言うのもあったりで わりと楽しめたのでした。
帰りはおばあちゃんちへ。夕飯は私がおばあちゃんに「ゴルゴンゾーラのパスタ」をご馳走しました。とても簡単なんですが 「家でレストランの味が楽しめるなんてねぇ...。」と 泣けることを言ってくれました。喜んでもらえてよかったわ。
2001年09月25日(火) [長年日記]
_ [成ちゃん] 調子悪い
昨日のお花のお話し、忘れてた、マリーゴールド(画像で紹介してるけどね)と蚊が逃げると言われる蚊蓮草も付け足しです。久々に 華やいできた我が家のベランダです。
ナルちゃん、早朝から機嫌が悪く泣いてばかり。熱が37.7度でいつもより高め。これくらいに上がることは珍しくないのですが 機嫌が悪いので学校は休んで様子を見ることにしました。朝食はいつものように済ませましたが ちょっとお腹がふっくら気味。でも張ってる感じではないし、お昼ごはんもいつものように済ませましたが2時頃に嘔吐。
なんとなく 調子がイマイチ。そう言えば今日はまだ一度もナルちゃんのオナラを聞いていない...。そのうち、そのうち..と思っていましたが やっぱりだんだんお腹が張ってきたようです。でもほんとうに少し張ってるという程度なので明日、診察に行こうと思っていました。でも夜にはだんだんひどくなってきて 嘔吐したり痛がったりで、夜中に走ろうか、明日まで待とうかずいぶん悩みました。なんとか 自力でオナラをしてくれたらそれで落ち着くんだろうに...。病院はイヤ。また入院してイレウス菅入れて..。考えただけでもドッと疲れるもの...。
2001年09月26日(水) [長年日記]
_ [成ちゃん] 入院することに
何度も嘔吐を繰り返し、痛くて泣き叫ぶ...。もう限界だと思って今朝5時過ぎに入院は避けられないと心づもりをして病院へ。この時に役に立ったと思ったのは 押入の中に押し込んで置いた「入院バッグ」。とりあえず一泊〜二泊くらいは出来るだけの準備をしておいたので あとは保険証や診察券、お財布などを入れてすぐに出かけることが出来ました。緊急入院というとこの準備がとても大変で 準備の時間は少ないは、荷物は多いは...で、それはもうパニくりながらの荷物作りとなってしまいます。私たちにはこれは絶対、必要ですね。
時間外外来では 点滴、レントゲン、でしばらく様子を見ることになり、そのまま病室へ。すっかり夜が明け、さぁ、どうなるんだろう..と溜息。結局、しばらく様子を見てもらっていましたがよくなる兆候はなく 夕方にはイレウス菅を入れてもらいました。昨夜と今夜も苦しむのはとても見ていられないので仕方ありません。今年になってからイレウスで入院するのは4回目と言うこともあって 今回は一旦症状がおさまる頃に 造影検査をすることになりそうです。
ハルちゃんはほんとうによく協力してくれます。昨日も今日もお利口さんに学校へ。体調崩さず、過ごしてくることを祈ります。
2001年09月27日(木) [長年日記]
_ [成ちゃん] 入院生活は忙しい
イレウス菅とは 鼻からまずは十二指腸あたりまでチューブを入れます。チューブの先にはバルーンが付いているので 蠕動運動にともない十二指腸から小腸、大腸へと、内容物やガスを吸引しながら進んでいきます。
昨日の夕方入れたイレウス菅は昨夜では まださほどその効果は顕著ではありませんでしたが 今朝レントゲンで確認してもらうと バルーンの位置はちゃんと進んでいるとのこと。吸引で表へ出てくる内容物やガスは午後からたくさん抜け始め 一安心です。それにともない お腹の張りも少しづつおさまってきた感じです。
お腹の様子に一喜一憂し、ナルちゃんの機嫌や表情にもピリピリし、病室への人の出入りも多いし、点滴の入れ直し、体拭き、体重の測定、加湿器、吸引器まで運び込まれ、合間を縫って洗濯に走り、おまけに病室の電話が何度もかかる...。入院っていうのは なんて落ち着かない、慌ただしい一日なんでしょう。おもわずギブアップと言いたいところですが ほんとうに苦しいのはナルちゃん本人。今回、私の判断がちょっと遅かったと反省し、私がしっかりナルちゃんと共にこの苦しみを乗り越えるんだ!と自分に言い聞かせました。ナルちゃん、大丈夫だからね、もうちょっとがんばろうね!!
2001年09月28日(金) [長年日記]
_ [春ちゃん] ハルちゃん、運動会がんばったかな?
今日は養護学校の運動会だったんだなぁ...。ナルちゃんは残念だったね...。ハルちゃんのガンバリはNOBさんにしっかり見てもらって デジカメに撮っておいてもらうようにお願いしておきました。お天気もよくてよかったね、ハルちゃんのことだから きっといっぱい楽しめたと思います。
_ [成ちゃん] がんばろう...
もうそろそろ ナルちゃんは自力でオナラがいっぱい出てもいい頃だと思うのに、まだ...。なんとなくいつもより回復に時間がかかっているような気がして 不安になります。イレウス菅は130cmに進んでいます。今日もチューブからたくさんの内容物とガスが抜けているのでお腹の張りはずいぶんおさまりました。自力でオナラを出すこと...待ち遠しいなぁ...。
夜はNOBさんと付き添いを交代してもらいました。家に帰ると掲示板に応援メッセージが入っていました。遠く離れたところからこうやって心配してくださって メッセージを送って下さるみなさん...。うれしくて ありがたくて涙が出そうになりました。みんなが思って下さってるからまた頑張れる...「ありがとうございます。」
ハルちゃんと二人の夜。「早くみんなで また一緒にごはんを食べたいなぁ...」思わずハルちゃんに話しかけます。ハルちゃんも「なんだか静かで気持ち悪いなぁ。」きっとそう思ってるんだろうなぁ。
今日は早く休もうと思っても 主婦の悲しいサガ...。なんだかんだと用事が目について落ち着きません。こんな時は目をつぶってさっさと寝なきゃ。
2001年09月29日(土) [長年日記]
_ [成ちゃん] とりあえずの一安心
付き添いの交代をして家に帰っている間に ナルちゃんは自力でオナラが出るようになったようです。はぁ〜...よかったぁ...。全身の緊張感が一気にっど〜っと抜けるような安堵感。とりあえず、良かった!病院に戻ると ナルちゃんは造影検査を終えて病室に戻ってきたところでした。検査室が寒かったのか 手足がすっかり冷え切っていたので 慌てて電気座布団って言うのかな?を借りて体を温めました。せっかく回復に向かっているのにこんな事で風邪をひかしたりして後戻りはしたくないもの。もうちょっと気をつけてほしいものだわ。しきりに看護婦さんや先生に訴えました。今日の造影検査では何も見つからなかったようでした。
_ [ブック] ぼくらはみんな生きている/坪倉優介/幻冬舎
18歳の時に事故で記憶喪失になった坪倉さんの手記。驚いたのは記憶喪失とはこんなにも全ての記憶を失ってしまうのかと言うこと。人の名前や場所などを忘れてしまうばかりか、食べること、しゃべること、など基本的に生きていくのに必要なことまでも忘れてしまうのです。それはまるで 「これなに?」と質問攻めをし始める幼い子どもに似ていました。やがて 少しずつ社会復帰をされますが 周りの人々になじんで行くには 人には理解し得ないような苦労や努力があったのだと思います。人って言うのはそれぞれいろんな事情を抱えながら生きているものだと改めて感じました。
やがて彼は草木染家としてデビューします。その作品をテレビで見たことがあるのですが それは微妙な色あいで自然の恵みをしみじみと感じるものでした。特に梅の染め物は 梅が咲く直前の木でなければ淡いピンク色には染まらないのだそうです。そんな数々のエピソードには感動しました。とは言っても私が目にした作品はテレビの画面を通して...。できれば この目で直接その色を確かめたいです。人はどんな人生を積み重ねてきたかも大事ですが それ以上にこれからどのように生きていくか、どれだけ実のある生き方が出来るかと言うことがもっと大事なのでしょう。坪倉さんのこれからの作品がとても楽しみです。